林桂選

2010年2月2日上毛新聞掲載


せんせいのつくえがつめたいじしゃくもだ
長野原一小1年 八木けんしん
【評】先生の机は、磁石がくっついているスチール製のものでしょう。冬の寒さを先生の机に発見する感性がいい。
るすばんでしゅくだいをしておわったよ
沼田平川小1年 芳野 瞬平(しゅんぺい)
【評】一人の留守番の心細さ、寂しさを宿題をすることで忘れようとしました。その結果、早く終わった宿題です。
しゅうとくん青い空見てわらってる
長野原一小2年 町田 莉菜
【評】元気なしゅうと君は、青空が見えるだけで笑顔になるような子。みんなを明るくしてくれているのでしょう。
冬の川波の子光をつなひきだ
前橋山王小3年 栗原 正明
【評】波が光って見える冬の川。夕暮れどきでしょうか。筋になって見える光を「光のつなひき」で表現。巧みです。
作文を書くたびふえる心かな
前橋大胡小3年 三輪 もえ
【評】作文を書くためにいっぱい考えると、自分の中で心がいっぱい増えたような気がします。豊かで面白い感性です。
朝野球エラーをすると畑行く
前橋大胡小3年 いなば山斗
【評】エラーをすると、ボールは畑の中に入ってしまうのでしょう。「畑行く」がなんともユーモラスです。
大けやき先生ボールをとってくる
前橋大胡小4年 茂木 竣平
【評】大ケヤキの枝に乗ってしまったボール。先生がとってきてくれました。日常の出来事を、視点よく描いています。
ゆきがっせんふゆのことば
前橋粕川小1年 中じまとらのすけ
そらはゆきがふってる
前橋粕川小1年 よしのもか
いっこのもちみんなでわけようかまくらで
沼田平川小1年 小林 海渡(みと)
ゆきをみるまどのガラスがつめたいな
長野原一小1年 市むら柊人(しゅうと)
みんなとねパンジーうえたよひしがたに
前橋月田小2年 星野 み月
ブランコで月がみえたよけっとばせ
前橋桂萱小2年 坂下あんじゅ
かがみはね人がいっぱいいるみたい
前橋桂萱小2年 と丸かなん
お花はね水をあげたら歌いだす
前橋桃川小3年 萩原 美里
秋の空どうぶつ園で馬に乗る
前橋滝窪小3年 大谷 優花
雲の筆赤城山に冬をぬる
前橋山王小3年 栗原 正明
日曜日一人あやとりやっとできた
前橋大胡小3年 福田 知香
金曜日学校終わるとやけき見る
前橋大胡小3年 福田 知香
秋風家に帰るの
前橋大胡小3年 松井みさき
冬の日のひこうきぐもと赤い空
前橋下川渕小3年 春山ゆうき
にゅがく式ランドセルとさくらの木
高崎新高尾小3年 あくざわまあや
ずこうのえきれいにかきたい大けやき
前橋大胡小4年 さとうわおん
父さんがコーヒー飲むといい香り
前橋大胡小4年 いいのあみ
大けやき風がいっぱいさわいでる
前橋大胡小4年 いなふくこうき
大けやき風に気持ちをのせてくる
前橋大胡小4年 山本 朋美
冬景色地面全体光ってる
高崎堤ケ岡小4年 志村  葵
しも柱ふんだらきみも仲間入り
高崎堤ケ岡小4年 戸塚 大貴
家の木に鳥が実を食べぼくを見た
高崎城山小4年 中原  晃(ひかる)