鈴木伸一選

2010年4月6日上毛新聞掲載


のんびりと春の日差しと添い寝する
前橋南高2年 小曽根裕太
板書する音は鳴き龍になっていく
前橋女子高3年 猪爪 千帆


【総評】先日開かれた第7回ジュニア上毛賞文学賞表彰式後の懇親会の席上、小学校で俳句指導をされている先生のお一人から「ジュニア俳壇で評の付いた作品と、そうでない作品に優劣はあるのですか?」という質問がありました。これに対し、林桂さんが「優劣はなく、一読して誰にでも優れた作品と分かるものは評を付けず、ある程度の選者による解説が必要と思われる作品の方に、評を付けるケースが多い」と答えていましたが、私も同感です。あと付け加えるとすれば、私の場合、初めて応募された学校に作品には、以後の継続的な投稿への期待を込めて評を付すことがあります。また、一校で入選句数の多いときも、いくつかの作品を取り上げて評を付けるという配慮はしています。いずれにせよ、それ以上の意図はありませんので、ご了解いただきたいと思います。(学校、学年は投稿時のものです)