鈴木伸一選

2010年4月6日上毛新聞掲載


にいがたにいったらすぐにゆきのかべ
前橋駒形小1年 赤ざわあんな
【評】トンネルをぬけてにいがたけんへ入ったとたん、目のまえに雪のかべがそびえ立っていました。びっくりですね。
かまくらになんとかかぞくで入れたよ
前橋山王小1年 ひらがしょうた
【評】みんなが入ると、かまくらもさすがにせまいでしょう。でも、その分、たがいのぬくもりがつたわる気がします。
さんぽ中石けとばして春をまつ
前橋山王小3年 栗原 正明
【評】自分の行動を「石けとばして」と具体的に書くことで、読者に春を待つ思いをしっかりとつたえているのが見事。
大空で正体見せないひばり鳴く
前橋山王小3年 山口  諒
【評】ヒバリの声はするのに、そのすがたが見えないのです。まぶしい春の光の中に、まぎれこんでいるのでしょうか。
まどのそと大きなあかぎにゆきがふる
前橋大胡小1年 つのだらん
【評】家のまどか、学校のまどかはわかりませんが、「大きなあかぎ」という言いかたが、とてもいんしょうてきです。
大けやき冬の空はねきれいだよ
前橋大胡小4年 星名 威結(いゆ)
【評】「きれいだよ」は、大ケヤキに話しかけた言葉でしょうね。青く澄んだ冬の空の下、大ケヤキも気持ちよさそう。
春風がきれいな雲をはこんでく
前橋永明小2年 すさ 知き
【評】すなおな書きかたで、それが春風のここちよさや晴れた空の明るさなどを、読者につたえるのに役立っています。
ろてんぶろ朝の光がふってくる
前橋下川渕小3年 羽鳥 真琴
【評】朝早く、ろてんぶろに入ったのでしょう。「光がふってくる」といううつくしい表現が、とても気に入りました。
うめのはななんぜんまんもさいている
沼田東小1年 いのうえあやか
かぜたちがはるをくれたよぽっかぽか
前橋山王小1年 うぶかたもえ
さむいあさいもうとおんぶきをつけてね
前橋山王小1年 か子しまはるか
にちようびめざましどけいがインコのこえ
前橋山王小1年 たかはしことみ
冬の朝外にでかけて兄とあそぶ
前橋山王小2年 石川みきや
はるがきたさんのうしょうがももいろだ
前橋山王小2年 高はしなおき
鳥の歌きこえてくると新学期
前橋山王小3年 代田 将弘
もくれんの花が目につくとおりみち
前橋山王小4年 浅岡 舞花
春風が春の足音送る朝
前橋山王小4年 神沢 悠貴(ゆき)
めだかがねこおりがあってみえないよ
前橋大胡小1年 こばやしゆうひ
北風にさそわれぼくはかいものへ
前橋大胡小2年 かとうこうせい
すいせんは春のにおいがいっぱいだ
前橋大胡小3年 坂本  匠
ぼくの家まきのストーブであたたかい
前橋大胡小3年 関口 雄斗
朝起きて弟雪をあつめてる
前橋大胡小3年 高橋  唯
ランドセルふたを開けたらカバの口
前橋大胡小3年 角田 悠太
雪つもるそこにいっぱい子ども来る
前橋大胡小4年 茂木 竣平
ハクレンのかおりはわたしをはずませる
前橋桂萱小2年 坂下 杏樹
さくらさく四月のとびらひらきます
伊勢崎あずま北小2年 しらいしみく
岩かなあつついてみたらカエルだよ
長野原一小2年 町田 莉菜
さくらの木自転車乗ったら見つけたよ
前橋下川渕小3年 鳥越 和紗
友だちと出かける時はいつも晴れ
前橋下川渕小3年 西村あゆ実
一年のねむりをさましひなかざる
前橋滝窪小3年 大谷 優花