林桂選

2010年9月14日上毛新聞掲載


暑い夏自販機全部売り切れだ
前橋高等養護伊勢崎分校2年 高橋 俊樹

【総評】「おおけやきはっぱがなんまいあるのかな」(小1)という作品がありました。大きなケヤキの木には数えきれないほどの葉がついているのです。いいところに気がつきました。残っているのはそれをみんなにうまく伝える書き方の工夫です。このままでは、読者は冬の残り少ない葉の場合だって考えるかもしれません。そこで、想像して、このくらいはありそうだと書いてみたらどうでしょう。十万かな百万かなと。たとえば「大けやき百万枚の葉が」と書けば、まだ五文字残っています。そこで「大ケヤキ百万枚の葉がさわいでる」とすれば、読者もたくさんの葉の大ケヤキのようすが分かるでしょう。「なつやすみどっかにとまりにいくんだよ」(小1)という句もありました。いい題材です。さあどう工夫して書きますか。考えてみてください。