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蝉の服あちらこちらにしがみつく
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熊谷女子高1年 加藤 美穂
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【評】「蝉(せみ)の服」は「空蝉(うつせみ)」の見立てです。でも、こう見立てることで、風景が不思議なものに見えてきてしまいます。
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「焼けたね」を「痩せた」じゃないのと聞き返す
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熊谷女子高1年 代 有純
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【評】「やけた」「やせた」の言葉の音の近さの発見。つい言われたいと思う「やせた」に聞き違えてしまいます。
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文化祭自分のやつだけ売れ残り
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熊谷女子高1年 松島 由奈
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【評】バザーに出品した手作り作品。自分の作ったものだけ売れ残っている悲しさ。気持ちは少しも劣っていないのに。
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この夏は海がほしいの埼玉県
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熊谷女子高1年 坂東 桃子
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【評】埼玉も群馬と同じ海なし県。内陸性の猛暑も同じです。夏季限定でいいからクールダウンできる海が欲しい。
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朝靄の尻尾がはずむ散歩道
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熊谷女子高2年 中條里仮子
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【評】尻尾(しっぽ)の持ち主は犬でしょうか。「はずむ」に、持ち主の上機嫌が表れています。靄もや(ルビ・もや)のかかった涼しい朝です。
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プール補習十二往復はキツいだろ
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熊谷女子高2年 栄野かすみ
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【評】十二往復が簡単ならプールの補習は受けないはず。それなのに十二往復を課される矛盾。解決には時間が必要。
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| 水不足私はそろそろ君不足 |
| 熊谷女子高1年 斉藤 恵 |
| アリが出たお菓子だらけのマイルーム |
| 熊谷女子高1年 長島 椋子 |
| アスファルトぐらぐら煮立てる蝉の声 |
| 熊谷女子高2年 河田みのり |
| セミの声勉強中だけ耳につく |
| 熊谷女子高2年 大塚明日香 |
| 冷蔵庫開けるたび猫寄ってくる |
| 熊谷女子高2年 西岡 千里 |
| 晩夏とは名ばかり今も頬が熱い |
| 吾妻高3年 山田 礼子 |
| 一筋の汗のにおいの甲子園 |
| 吾妻高3年 山田 礼子 |