林桂選

2010年11月2日上毛新聞掲載


はがぬけたすこしおとなにちかづいた
前橋桃瀬小2年 わたなべゆうき
【評】乳歯が抜けたことを、少し大人に近づいたと感じる感受性。日々大人に近づく思いの中にいることを知ります。
いもうとはいつもおんぶといっている
前橋駒形小2年 あらいかいと
【評】甘えん坊の妹さん。すぐにオンブをおねだり。お母さん父さんだけでなく、お兄さんにもするのでしょうね。
テントでねねるとじめんにねてるみたい
前橋山王小2年 たかはしことみ
【評】シートを敷いてもシュラフに入っても、地面の硬さが背中に伝わるテントの中。まるで地面に寝ているようです。
塩づけのきゅうりを食べてプール行く
前橋山王小4年 茂木 有奈(ゆうな)
【評】塩漬けのキュウリは、お母さんが作ってくれたものでしょう。汗をかく夏は、塩味がおいしい季節なのです。
大玉をころがす気分はふんころがし
前橋下川渕小4年 今井 香乃
【評】体と大玉の大きさのバランスは、確かにフンコロガシとふんの大きさのバランスに近いかもしれませんね。
こくばんのうえにきれいなかげできた
前橋大胡小1年 えばられん
はしるときかぜでおうえんきこえない
前橋山王小1年 おおこしせな
かんらんしゃいろとりどりのはなのよう
高崎桜山小1年 宮川 滉大(こうた)
むらさきの花のところにはちがいる
前橋桂萱小2年 いしくらはるか
かぜさんがふうふう雲をそうじする
前橋駒形小2年 ひらいめいな
ミニトマトごくろうさまと言いました
前橋駒形小2年 赤ざわあんな
そらのあおくもももくもく木もだんす
前橋山王小2年 ほそやあい
あつい夏ぼくをひやすかき氷
前橋総社小3年 佐藤  翔
あかちゃんはぷにぷにしてておねぼうさん
前橋嶺小3年 五十嵐 葵
お月さまいろんな形でわらってる
高崎金古南小3年 松井 杏澪
秋の空見ているとだんだんゆめがわく
みなかみ水上小3年 野村 綾美
秋の空まっかなゆうひがじゅうたんだ
前橋山王小3年 女屋 穂佳(ほのか)
よるのうちつめたい風が入りこむ
前橋大胡小4年 大竹まひろ
おばあちゃんの笑った顔見て俳句書く
前橋山王小4年 田口 紗希
雨上がりキラキラ光るブドウの実
前橋山王小4年 佐藤 健(たける)
扇風機ライオンみたいな編目もよう
前橋山王小4年 栗原 正明
目かくしをしても見えるよ秋夕焼け
前橋山王小4年 栗原 正明
妹はお手てに花丸書きたがる
前橋山王小4年 西脇 聖歌(かのん)
しゃぼん玉けしきをうつして青空へ
前橋下川渕小4年 定形 玲佳
夕暮れにトンボがリレーのまっさい中
前橋下川渕小4年 大野 日菜
もう秋の風大きなおにぎり赤城山
前橋桃川小4年 斉藤 優維
わたしのせ きりんのように育つかな
高崎金古南小4年 木原  優
秋の風わたしをよんでる遊ぼうと
高崎佐野小4年 西村 なお