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かげふみに日かげにかくれる妹が
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前橋大胡小6年 栗原 蒼生
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【評】影踏みの安全な逃げ場は、影が分からなくなる影の中。大きな影の中に入って出てこない妹さん。こわがりだけど知恵者でもあります。
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パンジーの香りが横切る持久走
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前橋大胡小6年 阿久沢佳菜
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【評】学校の花壇に植えられているパンジーでしょう。持久走はその前を走るのです。一瞬のパンジーの香りに励まされるような思いです。
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ただいまと一番最初に犬に言う
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前橋大胡小6年 三浦 健人
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【評】犬に最初に帰宅のあいさつするのは、犬が最初に出迎えてくれるからです。しっぽをふって喜んで迎える犬の姿が目に浮かびます。
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自分のを買えなかったよおみやげを
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榛東南小6年 反町虎太郎(こたろう)
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【評】修学旅行のおみやげ。家族、親せき、友達へのお土産を買いすぎて、自分のものは買えなくなったのです。優しい人間性の感じられる句です。
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今朝の冬いつもとちがう風の色
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高崎中尾中1年 只木 梨沙
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【評】「今朝の冬」は、季語で立冬の朝のこと。立冬と思うと朝の風も違って感じられるのです。風のようすを「風の色」と詩的に表現しています。
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蟻の巣をふさいだまんま旅にでる
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太田木崎中3年 堀越 竜樹(たつき)
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【評】「蟻の巣をふさいだまんま」という行為は謎に満ちています。また、旅に出たのはアリか作者か。作者として読んだ方が謎は深くなります。
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家帰り言われたことは林檎むけ
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太田木崎中3年 高田 愉香(ゆか)
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【評】家に帰るなり言いつけられたのがリンゴの皮むき。日常ありそうながら、それを言葉に定着させると、意外性があり詩として成立します。
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| 自転車で下る坂道風に乗る |
| 前橋荒牧小5年 新保 貴大 |
| 大けやき風がふくたび葉が落ちる |
| 前橋大胡小5年 吉原 秀 |
| ブランコの下の水の中アメンボさん |
| 前橋大胡小5年 浜 星空斗(りくと) |
| 通学路毛虫の後は銀杏だ |
| 前橋山王小5年 吉野 大輝 |
| 秋の空夕焼け雲がいっぱいだ |
| 高崎箕輪小5年 浅海あみか |
| ハトだらけ文字までハト字八幡宮 |
| 前橋岩神小6年 川崎 州鋭(くにとし) |
| 空の上海がもうひとつあるみたい |
| 前橋大胡小6年 阿久沢佳菜 |
| 秋雨の音で静かに俳句書く |
| 前橋大胡小6年 小林亜里紗 |
| うちのねこいっしょに学校行きたがる |
| 前橋大胡小6年 新井 萌香 |
| 昼休みけやきが見てるながなわ練習 |
| 前橋大胡小6年 星野 直子 |
| 学年で九人だけだぞ火おこし名人 |
| 前橋大胡小6年 前原 雅哉 |
| ありたちが私のくつを観察だ |
| 前橋大胡東小6年 滝原 穂香(ほのか) |
| 大イチョウなくてさびしい秋の空 |
| 藤岡神流小6年 関口 智子 |
| 見上げれば大仏も空もねずみ色 |
| 榛東南小6年 笹沢 智貴 |
| 秋の空大仏の顔が笑ってる |
| 榛東南小6年 萩原 璃来(りく) |
| 栗のいがまきびしみたいにふり落ちて |
| 中之条中1年 田村 大地 |
| 久々に歩いた道に秋のかげ |
| 中之条中1年 片貝 璃子 |
| 秋空へおもて裏へと散る紅葉(もみじ) |
| 渋川金島中3年 星野 寿明 |
| 雲の下すんでいるのは風だけだ |
| 中之条中3年 西條 真吾 |
| 散歩道白い息がさそう道 |
| 中之条中3年 剱持 優 |