| 鈴木伸一選 |
2011年2月1日上毛新聞掲載
| 雪掻きで粉雪空に手を伸ばす | |
| 吾妻高1年 鈴木みちる | |
【総評】昨年のクリスマスに、漫画「タイガーマスク」の主人公、伊達直人の名で前橋の児童相談所にランドセルが届けられたのを発端に、全国で同様な善意の贈り物が相次いでいます。本当に心温まるニュースで、しかもそれが群馬から始まったということに、一県民としてちょっと誇らしい気もします。ところで、このタイガーマスク運動の根本にある大切なものの一つに、「ひとを思いやる心」を挙げることができるでしょう。そして、これは俳句でもたいへんに重要なことです。たとえば、みなさんが俳句を作るとき、自分のことだけでなく、友だちや家族のことを描く場合も多いでしょう。そんなときは、友だちや家族の気持ちを思いやることが何よりも大切です。また、ひとの俳句を鑑賞する際も、作者の気持ちを思いやりながら読むことで、その作品をより深く理解できるようになってゆきます。ひとの俳句をしっかりと読める人は、自分の俳句もレベルアップできる人です。 | |