林桂選

2011年2月22日上毛新聞掲載


たこあげは空のたいけんしてるんだ
前橋駒形小1年 いまいのりたか
【評】「そらのたんけん」かと思って読んだら「たいけん」でした。空を体験するという発想の方が豊か。感心です。
ほしがすきいっぱい見えるふゆがすき
伊勢崎赤堀東小1年 高柳 聖奈
【評】星が好きで、よく星の見える冬が好きになったと言います。一つ好きになると好きなものが広がりますね。
水の中かぜひかないでねさかなさん
前橋桃瀬小2年 もろ田きょうすけ
【評】水槽に手を入れると、凍りさそうな冷たさ。中で泳ぐ魚が風邪をひくのではないかと心配になるほどです。
年越しそば毎年祖父の手作りだ
高崎馬庭小2年 泉田  桜
【評】年越しそばを毎年打ってくれるおじいさん。食べる家族も、打つおじいさんも毎年楽しみにしているのです。
冬の星ゆきの中でもこおらない
前橋嶺小3年 木村 若菜
【評】雪が積もって冷え込んでいる夜。星はいつもと変わらずに光っています。星は凍らないというのは詩的な発見。
ほしがきの実のまん中に冬の味
前橋山王小4年 代田 将弘
【評】干し柿の真ん中は、柔らかく甘くなっています。冬が時間をかけておいしく味付けしてくれたのです。
かざはながとぶと次の日楽しみだ
前橋嶺小4年 山田くるみ
【評】風花の舞う日。明日は本格的な雪が降るのではないかと期待が高まります。なぜか雪が降るのはうれしいもの。
こうじのねあなのなかにもしもばしら
前橋月田小1年 すとうはる大
かぶとむしふくについたらいたそうだ
前橋桃瀬小1年 さとうなおや
ロウバイはよくみてみるとばらみたい
熊谷妻沼南小1年 なかむらゆめか
朝おきてこたつのなかでココアのむ
前橋大胡小2年 くりばらりおん
ホースから氷のチョーク出てきたよ
前橋桂萱小2年 設楽 篤史
まどからねみずいろよ空みえるんだ
前橋桂萱小2年 たけうちりほ
れいぞうこあけるとたくあんにおいする
前橋桂萱小2年 松下さとや
カレンダー冬休みのメモでいっぱいだ
前橋駒形小2年 石田かのん
家ぞくでね父おくる朝空ににじ
前橋山王小2年 羽鳥 風香
スイミングごうかくバッジたからもの
前橋桃瀬小2年 ひろ田せお
おきなわのすいぞくかんでかめを見た
前橋桃瀬小2年 ほしさくら
こがらしがにわのさざんかまきちらす
高崎新高尾小3年 すずきりおん
おもちつきパパがんばれと声かける
高崎新高尾小3年 今泉さやか
北風にむかって歩くおかいもの
伊勢崎赤堀東小3年 関根 悠人
りょかんの朝なかなかあかるくならないよ
伊勢崎赤堀東小3年 さいとうゆうた
冬休み暗くなるまでそりすべり
片品武尊根小3年 星野  葵
かきぞめですみつけすぎてへたになる
前橋勝山小4年 保坂 愛海
咲き出したビオラの鉢を持ち帰る
前橋山王小4年 白石 泰地
弟がこたつにもぐってでてこない
前橋山王小4年 佐藤 大悟
おばあちゃんとおふろでせなかあらいっこ
前橋山王小4年 伊藤 朱音
縄跳びで砂をはじけば冬の空
前橋山王小4年 猿谷 琉真
じいばあと一緒に入った雪見ぶろ
前橋下川渕小4年 春山 優樹
かれ木にはひとつひとつのえだがある
みなかみ水上小4年 鈴木るうか