鈴木伸一選

2011年6月16日上毛新聞掲載


あかいばすぼくたちのせてえんそくだ
前橋大胡小1年 むとうたくと
【評】「あかい」と、色をはっきりかいたのがよかった。バスの色も、えんそくのたのしさをあらわしているようです。
こころのきゆめがいっぱいひかってる
前橋大室小1年 やまだはると
【評】心の中に木があって、ぴかぴか光るゆめの花を、いっぱいさかせているというのです。何てすてきなんでしょう。
くつさきに花びらくっつくつう学ろ
前橋桃瀬小2年 小林 りく
【評】通学路のとちゅうに、サクラの木があるのでしょう。くつの先についた花びらは、りく君のすてきな発見です。
大けやき雨の後には風と歌う
前橋大胡小3年 蟻川 莉央
【評】雨が上がると、今度は風が強くなってきました。雨つぶを光らせながら、まるで歌うようにゆれる大ケヤキです。
あめふってお空の洗たくおわったよ
前橋山王小3年 もろおか里お
【評】雨あがりの空のすがすがしさが、とてもよくつたわってきます。空の上の神さまが洗たくをしたのでしょうか。
生いしげるにわの木いろんなかげつくる
渋川古巻小3年 中沢 壮吾
【評】いろんな形の木が、いろんな形の影を作る。当たり前のようですが、実はしっかり観察しないと気づかないこと。
あめんぼもプールそうじをしていたよ
前橋月田小4年 関口 雅幸
【評】プールにたまった水の上にアメンボがいて、そうじをするようなかっこうで泳いでいます。おもしろい見方です。
ふくそうも心もかるい南風
伊勢崎赤堀東小4年 関谷 拓海
【評】「南風」は夏の季語ですが、いかにも明るく、さわやかな印象。特に梅雨が明けると、こんな感じになりますね。
春の川ゆったりいくよ春風も
甘楽福島小4年 山崎 克弥
【評】いかにも春の川らしい、ゆったりとした流れ。そよふく春風も克弥君の心も、同じように、のんびりゆったり。
らんどせるおもくてさかみちたいへんだ
前橋大室小1年 かねこきらら
よるがきたこどもははねてつきがでた
前橋山王小1年 いけだあきと
ままのままいちごやさんをやってるよ
前橋大胡小1年 こいたばしそうた
おねえちゃんのはあとのかさがかわいいな
埼玉・熊谷妻沼南小1年 つかだみり
はるのかぜみんなのえがおをさがしてる
前橋大胡小2年 くりばらみやび
ちりはじめチョウチョがとまるバラの花
桐生新里東小2年 小沢 俊介
お昼ねで弟ないたりわらったり
前橋駒形小3年 岩野 ゆい
風さんが海とおしゃべりもうすぐ夏
前橋桂萱小3年 村上ほのか
雨と草じしゃくみたいにくっついた
前橋大胡小3年 大くぼたいき
しゃしん見てぼくと妹まちがえる
前橋粕川小3年 近江りゅうが
石がきににじ色とかげ顔を出す
伊勢崎赤堀東小3年 武士俣夢滋
ながそでを着たりぬいだり春おわる
渋川古巻小3年 さいとう可な
花畑いっぱい色がさいてるよ
みなかみ水上小3年 林  京香
あつい日はしばふにすわってそらをみる
前橋大胡小4年 にしわきまい
日曜日雨のたいこで目がさめた
前橋大胡小4年 前島 由亮
カッコウと聞こえてくるよねむい朝
前橋大胡東小4年 林  愛梨
通学路赤いバラがりんとさく
伊勢崎赤堀東小4年 高山 遥花
虫の声ゆかいな虫もうたってる
玉村南小4年 大場 広寿