林桂選

2011年6月23日上毛新聞掲載


風かおる国語はきらい体育すき
伊勢崎赤堀小5年 園部 惠太
【評】好きな教科は体育。嫌いな教科は国語。風薫る夏の校庭に早く跳び出したい気分。分かるけど国語も大切です。
五月晴水が冷たく感じるよ
伊勢崎赤堀小5年 朝倉 悠太
【評】五月晴れで暖かくなっても、まだ水には冷たさが残っているのです。微妙な季節感を巧みに表現しています。
花ふぶき共にあびて学ぶみな
伊勢崎宮郷二小5年 池田  怜
【評】同じように校庭に散る桜吹雪を浴びならが、同じように学びあう仲間のいる学校。大切な時間大切な空間です。
登校をしただけなのにあせいっぱい
前橋下川渕小6年 柴田 眞也
【評】登校しただけで全身に汗。なにか疲れてしまった気分。日差しの中の登校が大変な季節がしばらく続きます。
おばあちゃん一緒に山菜採りに行こう
東吾妻太田中1年 塚越 夕夏
【評】おばあさんは、きっと山菜採りの名人なのです。だから、おばあさんとする山菜採りは楽しいのでしょう。
葉桜を見ながら歌う校歌かな
高崎中尾中2年 金井  巧
【評】桜が葉桜になるころは、新しいクラスにも慣れてくるころです。校歌の歌声も落ち着いてきていることでしょう。
桃の花一期一会の季節だよ
みどり東中2年 今泉 智己
【評】桃の花は、年度末に咲くので「一期一会の季節」と言ったのでしょう。よい思い出に変える力がありそうです。
一年生ケヤキのまわりでおにごっこ
前橋大胡小5年 栗原 栞里
兄2人次々頭が丸ぼうず
前橋大胡小5年 山口 友江
夏の風早く来たいとまっている
前橋大胡小5年 角谷ひおな
青空や桜しべ降る散歩道
前橋山王小5年 栗原 正明
ねえちゃんのてるてるぼうずで雨やんだ
前橋下川渕小5年 山田 尚輝
晴れだけどちょっとあやしい夏の雲
伊勢崎赤堀小5年 中原 周哉
風かおるふとんのシーツかえました
伊勢崎赤堀小5年 八木 郁海(いくみ)
風かおるへんな夢見た今日の朝
伊勢崎赤堀小5年 相場 萌(もゆる)
五月晴理科のテストは百点だ
伊勢崎赤堀小5年 下橋 航大
風かおる漢字ノートは書き直し
伊勢崎赤堀小5年 川原 帆貴(ほだか)
風かおる気がゆるんでる金曜日
伊勢崎赤堀小5年 山田 実花
五月晴インゲン豆に水あげる
伊勢崎赤堀小5年 鈴木 倖耶(こうや)
夏の月とつぜんきえたうちの犬
伊勢崎赤堀小5年 斎藤 愛果(まなか)
弟と取りあいっこする初スイカ
前橋大胡小6年 吉田 朱里
半そでで朝のポストをのぞきこむ
前橋大胡小6年 神山  恵
光のわ夜の月をかこんでる
前橋大胡小6年 栗原 真由
うちの犬へびを見つけてかたまった
前橋大胡小6年 阿部 翔太
大けやきまぶしい太陽あびている
前橋大胡小6年 星野菜々香
桜の木恋のよかんがするようだ
館林一小6年 田村 有生
心の波打ちくだかれても僕はいる
みなかみ水上中2年 安部 元気