鈴木伸一選

2011年12月15日上毛新聞掲載


ケータイ画面に「ごめんね」の文字冬菫
渋川女子高1年 六本木いつき

【総評】先日、太田市のぐんまこどもの国で「上毛ジュニア俳句教室」が開かれ、県内各地から子どもたちが参加してくれました。当日は園内を散策し、色づいた木々や落ち葉、木の実や虫などを観察しました。そのとき、私は子どもたちに次のようなアドバイスをしました。それは、ごく当たり前のことですが、「とにかく目に入ったものをどんどん書く」というものです。加えて、たとえば落ち葉なら落ち葉の句を一つ書いて終わりにするのでなく、同じ題材を少しずつ違う角度から見たり、使う言葉を変えたりしながら何句も作ってみるということも話しました。そして、その中から一番いい作品はどれかよく考え、自分で選び出す。こうした作業が、みなさんの俳句をレベルアップさせてゆくのです。「一つの題材を粘り強く書く」。こんなことも頭に置いて、今後の俳句づくりに生かしてください。