林桂選

2011年12月22日上毛新聞掲載


かまきりがげんかんドアでたまごうむ
伊勢崎赤堀東小1年 なすみさき
【評】秋遅くまで姿を現し、しかも家の近くまで来るのがカマキリ。玄関ドアに卵を産んでも不思議はありません。
さんすうのじかんにはこをつみあげる
長野原一小1年 やぎなちゆ
【評】算数の勉強で、箱を使っているのでしょう。でも、箱を積み上げることだけ取りあげてみると不思議に見えます。
十二しょくねんどをまぜたらあんこいろ
長野原一小1年 の口明日か
【評】絵の具を全部混ぜると黒くなりますが、よく見れば微妙な色合いでしょう。粘土は小豆のあんこ色。よく観察。
ばあちゃんがかきをたべようさそったよ
前橋山王小2年 やまごさくら
【評】柿は、おばあさんと作者の好きな果物なのでしょう。二人で食べれば、一層おいしくなるのでしょうね。
エスエルがびょういんからね見えたんだ
前橋桃瀬小2年 ほりかわだいと
【評】病院の窓から見えたエスエル。今年は土日によく走っていました。特等席は神様のプレゼントかもしれません。
とうさんがかきのみむいてつるしたよ
高崎新高尾小2年 飯塚 暖菜(かんな)
【評】干し柿を作る人が少なくなってきている中で、作るのがお父さんとなれば、ますます珍しい。マメなお父さんです。
ぼくの服くっつき虫のくんしょうだ
伊勢崎赤堀東小4年 さわさとれい
【評】秋草の実は、衣服に付きやすいものです。季語では「草虱(くさじらみ)」と呼んだりします。でも、子どもには勲章です。
かきくえばもみじやかえでが落ちにけり
伊勢崎北二小4年 木暮 柾允(まさちか)
【評】正岡子規の句のパロディーかもしれません。でも、柿を食べていて鐘がなるばかりでなく、落ち葉も降ります。
サンタサンどうしてふゆにくるんだろう
前橋桂萱小1年 よしだわたる
どんぐりだうんていのしたちっちゃいな
前橋桃木小2年 大さわもか
ミニトマト色がいろいろちがってる
前橋桃瀬小2年 いだこうき
おつきさまもしかしたらちきゅうかな
前橋桃瀬小2年 つつみちはる
かまきりがえほんぶくろにからみつく
前橋桃瀬小2年 石井  穏
じきゅうそう一とうとるためごはんを食べる
高崎片岡小2年 戸川 愛実
秋の風はっぱがとんでひこうきだ
高崎堤?岡小2年 たじままりさ
この葉はねきもちよさそう風にのって
前橋永明小3年 やす田夕な
じてん車で雲をとびこえそのさきへ
前橋永明小3年 ちぎらかなで
おおいちょう上からきいろになってきた
前橋永明小3年 三森まなか
木にさわる心ぞうの音聞こえそう
前橋駒形小3年 川野ほのか
どんぐりさん画家のぼうしをかぶってる
伊前橋月田小3年 松島 あみ
お月さま走って行っても光ってる
前橋桃瀬小3年 すとう理子
公園のおちばのじゅうたんけってみる
前橋桃瀬小3年 みずさわしゅうや
がけの上りゅうどうのたきしぶきあげ
前橋桃瀬小3年 鈴木 姫香
お母さんかみのけしばってあらいもの
渋川古巻小3年 さいとう可菜
子だくさんお母さんかなかきの木は
前橋大胡小4年 黛  杏香
もち米はお口の中でもちになる
前橋大胡東小4年 摩庭 杏美
4年生みんなで歌う文化祭
前橋下川淵小4年 斉田  萌(めぐみ)
ラベンダーほっかい道のにおいする
前橋二之宮小4年 岡  花音(かのん)
しゃぼん玉秋のもみじによりそって
群馬大附小4年 品川 瑞華
満開の小ぎくの中を散歩する
伊勢崎赤堀東小4年 赤石 帆香