鈴木伸一選

2012年5月31日上毛新聞掲載


そよかぜがけやきの下をとおります
前橋大胡小2年 ひらつかみ月
 【評】とてもすなおに書かれており、そよ風のすがすがしさがよくつたわってきます。大ケヤキも気もちよさそうです。
さくらの木もげそうなほどゆれている
前橋二之宮小2年 にいじまゆうが
 【評】つよい風にサクラの木が大きくゆれ、えだがもげてしまいそうに見えるのです。何だかしんぱいになってきます。
ぼくのようげんきにおよぐこいのぼり
前橋桃瀬小2年 かん田つむぐ
 【評】「ぼくのよう」という表現がいいですね。子どもたちもこいのぼりも、やっぱり元気がいちばんたいせつです。
うちのねこロールケーキみたいにねているよ
前橋大胡小3年 長谷川もも花
 【評】ふわふわとやわらかそうな毛なみのネコがねています。「ロールケーキみたい」というたとえがゆかいですね。
母の日にちっちゃいときをねおもいだし
前橋大胡東小3年 とべしょうた
 【評】自分の小さいときのことをいろいろと思い出し、あらためてお母さんへの感謝の気持ちがわいてきたのでしょう。
しばざくら力を合わせてさいている
前橋駒形小4年 赤沢 杏奈
 【評】シバザクラの花は小さいけれど、それがいっぱい集まってさくと、本当にきれい。まさに「力を合わせて」ですね。
ふくしまのいとことおそろいようふくだ
前橋山王小4年 高山  恵
 【評】震災や原発事故で福島に住むいとこの子も大変だと思いますが、きっと恵さんから元気をもらったことでしょう。
たっきゅうが意外とうまいぼくの母
前橋下川淵小4年 大杉 優介
 【評】お母さんの意外な一面を発見し、ちょっとびっくりした優介君。お母さんは昔、卓球部だったのかもしれません。
パトカーが太陽おいかけ夏の風
太田世良田小4年 正田 莉央
 【評】サイレンを鳴らして走ってゆくパトカーの様子を、「太陽おいかけ」と表現しました。独特の発想だと思います。
らんどせるぼくのせなかでひとやすみ
前橋大胡小1年 こうさかかける
きょうしつはお花が三つならんでる
前橋大胡小2年 たかはしこころ
おにわのねすずらん雨にぬれている
前橋大胡小2年 ふく田ま子
おそとはねきれいなかぜがふいてるよ
前橋粕川小2年 よしざわあやの
おはようがげん気にひびくあさのかい
前橋桃瀬小2年 いせまなみ
雨の日は日記を書いて空を見る
前橋大胡東小3年 いいづか涼介
ひさしぶりいとこにあえた子どもの日
前橋山王小3年 田中 万帆
春風はわたしのかみであそんでる
前橋嶺小3年 磯田 朱音
かりとった後のぼく草しょ夏のにおい
伊勢崎赤堀東小3年 松本 知佳
ゆうやけは人を明るくてらしてる
水上小3年 野村こころ
ねぎぼうずみんないっしょにかげ遊び
前橋大胡小4年 蟻川 莉央
学校はみどりになってきれいだね
前橋駒形小4年 山上 莉歩
弟がわたしのはんに仲間いり
前橋山王小4年 浜村 瑠奈
むぎのほがすこしずつのび通学路
前橋下川淵小4年 原口 美彩
春の雨大つぶ小つぶいろいろだ
高崎国府小4年 天田 百香
山笑うじいちゃん笑う私も笑う
渋川古巻小4年 斎藤 可菜