| 鈴木伸一選 |
2012年7月12日上毛新聞掲載
| ひまわりが笑顔いっぱい出迎える | |
| 高崎商科大附属2年 萩原 優 | |
【総評】今回は主に先生に向けたお話をしたいと思います。 自選力、すなわち子どもが自分の句の中で、どれが良いか判断する力を高めるというのは、たいへん大切なことです。自選力と作句力は車の両輪みたいなものですから、バランスよく、両方伸ばしてゆくのが理想でしょう。 小学校高学年になると、自分で自分の句を選ぶことに興味を持つ子どもも多くなると思います。低学年のうちは教師がほめるのを素直に喜びますが、高学年では自作にこだわりを持ち、人からあれこれ言われるのを好まない子も出てくるでしょう。 そういう子には自分で選ばせるのがいいと思いますが、ただ一方で、選んだ句が本当に良い句なのかどうか、客観的なチェック機能が働かないといけません。その役割を果たすのはやはり教師ですので、結局は、教師が俳句の良しあしをある程度、見極められる眼力を持たなければいけないということになるでしょう。 そのために最も効果的なのは、教師も俳句の実作をするということです。実作経験によって、子どもたちの俳句を評価する目が養われ、具体的なアドバイスもしやすくなります。 もうすぐ夏休み。この機に先生方も俳句づくりに挑戦してみてはいかがでしょう。 | |