斉藤清美選

2012年10月25日上毛新聞掲載


ばあちゃんちすごくちかいなせみのこえ
前橋大胡小1年 ありかわそらき
【評】おばあさんのおうちのまわりには、セミがたくさんいるのかな。すごくちかくでなくセミのこえに、びっくりですね。
あめのなかまけずにあがるはなびたち
前橋桃瀬小2年 てしままなみ
【評】花火の日に、あいにくの雨。でも花火たちは、雨に負けずに空へと上がります。おうえんしたくなります。
あみどごしクワガタわたしに会いにきた
前橋大胡小3年 山口かのん
【評】クワガタが、あみどにとまってくれました。クワガタが会いにきてくれて、とても近くで見られて幸運でした。
友達といっぱい遊んであせまつり
前橋大胡東小3年 いいづか涼介
【評】「あせまつり」という表現が面白いです。暑い日に友達と元気いっぱいに遊んで、あせまみれだったのですね。
なつかしい友だちとあったなつまつり
前橋大胡東小3年 山川ちさき
【評】夏祭りで、しばらく会っていなかった友だちに会えました。なつかしさには、ちょっぴりさびしさも混じります。
花火の日しょうてんがいで見ていたい
安中小3年 さるわたりりょうた
【評】商店街は作者の家から近いのでしょうか。いつも暮らしている商店街で見る花火も、心に残ることでしょう。
全員が心がゆるむ夏の宿
太田世良田小4年 正田 莉央
【評】みんなで出かけた夏の宿。「全員が心がゆるむ」だなんて、いごこちのよい宿だったのだと思います。
水色の朝顔だけに風が吹く
渋川古巻小4年 斎藤 可菜
【評】さわやかな水色の朝顔。そのさわやかさが、風は水色の朝顔だけに吹いていると、作者に思わせるのです。
きんじょからふうりんの音きこえるよ
下仁田小4年 岩井 由佳
【評】ご近所から聞こえてくる、風鈴の音。自分の家に風鈴がなくても、なんともすずしい気持ちになります。
おしえてねかえるさんのひらおよぎ
前橋大胡東小1年 いいづかなほ
もぐったよなみのプールのそこのそこ
前橋大胡小2年 おざわゆうた
かささす日かえるも学校いってるよ
前橋大胡小2年 林  あき
あさがおのたねがたくさんまたらいねん
前橋桃瀬小2年 かしまきら
おとうさんおみこしかつぎワッショイだ
前橋桃瀬小2年 くろさわけいしん
パパのふくいつもびしょびしょあせだらけ
伊勢崎境采女小2年 片山亜友美
夏の雲ワニとひつじが山の上
前橋大胡東小3年 山川ちさき
夏がきておひさままいにちわらってる
前橋駒形小3年 せき口りん
サンダルをはいてでかけた一日だ
前橋天神小3年 八木 葉月
あきやすみいろんなしんせきあいにいく
高崎佐野小3年 倉上 真葵
とうさんが教えてくれたせみのあな
高崎新高尾小3年 飯塚 暖菜
野球してこんがりやけた夏休み
伊勢崎赤堀東小3年 森田 惇史
お日さまだせんこうはなびたまになる
藤岡二小3年 細谷 悠衣
すいかわりだれもわれずに丸のまま
安中小3年 青木すずか
毎朝のラジオ体そううでのばす
前橋大胡小4年 池津 彩香
夏バテをしないでほしいおばあちゃん
前橋大胡小4年 大くぼたいき
榛名湖でモーターボートと風に乗る
前橋大胡小4年 加藤 睦人
登校中そっとふく風近づく秋
前橋桂萱小4年 清水クリステル
ひまわりがぐんぐん育つわたしたちも
前橋月田小4年 新井 咲希
雷が遠くで鳴ってる朝ごはん
群馬大附属小4年 小林 征楽
ダルマうき横からみるとみんな丸
伊勢崎境采女小4年 池田 昂明
ほおずきのオレンジいっぱい仏様
太田世良田小4年 正田 莉央
太陽が波のりしている光ってる
渋川古巻小4年 斎藤 可菜
雨ふりを体広げて待つ緑
渋川古巻小4年 中沢 壮吾
とびはじめなかまととぶよ赤とんぼ
下仁田小4年 小林彩也花