鈴木伸一選

2012年11月1日上毛新聞掲載


くりひろいむしもいっぱいひろったよ
前橋山王小1年 はまのはるか
【評】「むしがいっぱいいて、いやだなあ」なんておもわずに、かえってたのしんでいるところが、とてもいいですね。
はじめてのうんどうかいがおわったよ
伊勢崎赤堀東小1年 よしだゆめな
【評】しょうがくせいになって、はじめてのうんどうかい。がんばったぶん、ちょっとつかれちゃったかもしれません。
さつまいもいろんなかおでどろあそび
前橋二之宮小2年 小笠原史織(みおり)
【評】土から出てくるサツマイモは、いろんなかたちをしています。子どもたち一人一人の顔が、みんなちがうように。
しゅくだい中ママがしずかにドアあける
伊勢崎境采女小2年 中条 日和
【評】しゅくだいのじゃまをしないよう、そっとドアをあけるお母さん。やさしい心づかいが、よくつたわってきます。
えんそくでいろんなむしとおにごっこ
前橋永明小3年 みやたしの
【評】虫たちを、なかよしの友だちみたいに表現したのが楽しいです。えんそくの、いい思い出になったことでしょう。
きんもくせいにおいはするけどどこだろう
高崎城山小3年 真砂 望衣(のえ)
【評】キンモクセイの甘いにおいが、花は見えないのに流れてきます。遠くでさいていても、よくにおいますものね。
うろこ雲屋根に登ればとどきそう
前橋下川淵小4年 金井 薫乃(ゆきの)
【評】屋根に登れば手が届きそうに思えるくらい、空いっぱいにうろこ雲がうかんでいます。秋だなあ、と感じます。
ひがん花赤い火花がちっている
前橋月田小4年 新井ゆうき
【評】ヒガンバナの花は、なるほど火花がちっているようにも見えます。よく観察して、おもしろい発見ができました。
秋のちょう友とはぐれて風と飛ぶ
渋川古巻小4年 中沢 壮吾
【評】秋のチョウは、飛ぶ様子もどこか弱々しく、さびしげに感じられます。「風と飛ぶ」が、それをうまく表しています。
いちょうのはだんべえのなるこそっくりだ
前橋中央小1年 とおやまたいよう
わぁびっくりやまのなめこはかさみたい
伊勢崎境采女小1年 おかだまい
ほっぺたにきたかぜはこぶよあかぎやま
前橋粕川小2年 おぎのあいり
さつまいもつなひきみたいでおもしろい
伊勢崎赤堀東小2年 青木しゅら
秋の空こぎくも少しすずしそう
伊勢崎赤堀東小2年 渡辺 悠太
あきのかぜおおぞらひろがりすずしいよ
伊勢崎名和小2年 木村今日香
いいあきだ草など虫などたのしいな
伊勢崎名和小2年 久郷 陽向
太ようがきらきらしても秋の風
前橋大胡小3年 まつのみこと
なべのなかくりがことことおどってる
前橋駒形小3年 須田茉衣李(まいり)
おつきさまだれかにはんぶんかじられた
前橋桃瀬小3年 吉沢愛里紗
あきになりがいろじゅたちのころもがえ
伊勢崎宮郷二小3年 きたづめたかと
秋がきたたのしい秋のはじまりだ
伊勢崎赤堀南小3年 とみ田千とも
ロープウェイで登って見えた秋の始まり
前橋桂萱小4年 小池  響
ひがん花いねかりしたら目立ってる
前橋駒形小4年 赤沢 杏奈
早いなあもうばあちゃん家こたつ出す
前橋下川淵小4年 須田  輝
ぼくも木もぶるっときたよ秋の風
群馬大附属小4年 小林 征楽