佐藤清美選

2012年12月6日上毛新聞掲載


えんそくはげんきにいくぞよくみるぞ
前橋山王小1年 やまだまゆな
【評】せっかくのえんそく。げんきいっぱいで、たのしくいきたいです。いろいろなものをみて、おもいでにします。
5じのかねさむくなるからいそぎあし
高崎馬庭小1年 たかのみみ
【評】もう5時、家にかえるじかんです。どんどんさむくなってきますから、おもわずいそぎ足になります。
ばけついねすずめがきてはぬすんでく
前橋大胡小2年 じつ川たける
【評】バケツで育てている稲を、スズメが食べにきます。しゅうかくを楽しみにしているのに、こまってしまいます。
はだざむくなってきたけどくさむしり
前橋永明小3年 青木 見友
【評】はだざむくなってくる時季でも、雑草は生えています。大変な草むしりですが、やるしかない作業です。
さんぽちゅうすすきが一ぽんさみしそう
前橋大胡東小3年 乾 祥太郎
【評】ススキは群れて生えているものなのに、散歩中に見つけたススキは1本だけ。なんだかさみしそうに見えます。
あきの山おいしいもののたまてばこ
前橋嶺小3年 いりさわかつみ
【評】秋の山は豊かです。カキやクリ、キノコなど、おいしいものがいっぱいつまった玉手箱のようです。
月をみてすすきがゆらゆらおどってる
伊勢崎宮郷二小3年 黒さわあきひろ
【評】「月」と「すすき」が季重なりですが、ススキがおどっている理由が、「月をみて」というのが、面白い発想です。
にじが出て消えるのとてもはやかった
前橋駒形小4年 市橋ほのか
【評】虹を実際に見ていて「消えるのとてもはやかった」とはかなさを実感するのは、大事なことだと思います。
七五三きょうだいそろっておなじ顔
伊勢崎境采女小4年 松井 雄飛
【評】きょうだいが七五三のお祝いで、一緒に写真をとったりしたのでしょう。きょうだいがよく似ていると気付きます。
秋の日にままがはい句をすきになる
渋川古巻小4年 斎藤 可菜
【評】きっとすてきな秋の俳句を、ママは目にしたのでしょう。ママが俳句を好きになってくれたら、うれしいですね。
かえりみちおいしそうだなあきのくも
前橋大胡小1年 ありかわそらき
せんしゅでかけっこはやくはしったかぜがでる
前橋大室小1年 たかせしょうだい
にわにでてとおくをみるとあきのいろ
前橋下川淵小1年 ほそのむつみ
すずしいよかぜにむかっておにごっこ
前橋中央小1年 むろはしひでみつ
くりごはんほかほかほくほくげんきでる
高崎片岡小1年 ささきゆい
コスモスがぼくといっしょにそだってる
前橋二之宮小2年 新島 悠河
みずたまりふんだらあしあとついてくる
前橋桃瀬小2年 大竹ひかる
かき食べたさるかにがっせん読んでみた
前橋桃瀬小2年 ひ口たいき
むしたちのこえきいてるとねむくなる
高崎新高尾小2年 ふかさわみさき
どんぐりをみたらみるほどいいあきだ
伊勢崎名和小2年 斉藤 華波
金魚さんぼくとお話してるみたい
前橋東小3年 松村 拓篤
空のはて空の天気もころもがえ
前橋永明小3年 棚橋 来夢
はれていて虫たちみんな出てきたよ
前橋大胡東小3年 たかくわようへい
かぜがふくうんどうかいもがんばろう
前橋粕川小3年 新井 渉生
キラキラとあおいかがやきくろべがわ
前橋城南小3年 茂木 玲奈
赤とんぼうちのベランダよってった
高崎城山小3年 松本 夢妃
コスモスにねこがじゃれてるさんぽ道
高崎新高尾小3年 飯塚 暖菜
いもほりで出てきたよう虫またうめた
伊勢崎赤堀東小3年 高柳 聖奈
運動会やさしさこもるおべんとう
藤岡二小3年 細谷 悠太
秋の空空のぐんたいやって来た
前橋駒形小4年 大島 大雅
ころもがえきれいな服は妹に
前橋下川淵小4年 白石なつみ
じいちゃんが柿持ってくるばんご飯
群馬大附属小4年 小林 征楽
朝ごはんしっかりたべてうんどうかい
高崎国府小4年 小林しゅん平
のんびりと空でかけっこいわし雲
高崎国府小4年 柴崎安優奈
いねかりだぼくんち今年もほう作だ
高崎馬庭小4年 木村 拓馬
ボールけるストレスもける秋の空
太田世良田小4年 正田 莉央
秋の風ぼくのノートをのぞきこむ
渋川古巻小4年 中沢 壮吾