佐藤清美選

2012年12月20日上毛新聞掲載


ひこうきがくもにどんどんぶつかるどん
前橋大胡小1年 とづかひろまさ
【評】雲をつきぬけて、とんでいくひこうき。どんどんぶつかっていって、さいごに「どん」とぶつかる音が楽しいです。
えすえるたいあきかぜきょうそうよーいどん
伊勢崎赤堀東小1年 ささきりょう
【評】SL対秋風のきょうそう。どちらが勝つのか、「よーいどん」で、わくわく楽しいじかんがはじまります。
おいもほりおいもをもらってリュックがおもい
前橋大室小2年 山田すずね
【評】たくさんおいもを入れて、重くなったリュック。うれしい重さです。かぞくも大よろこびだったことでしょう。
かきみたら虫がおいしくたべていた
前橋桃瀬小2年 神田  紬
【評】あまくおいしい実を、鳥や虫たちはよく知っています。先に虫においしく食べられてしまったカキ。残念です。
赤い実に小鳥が来てる花みずき
伊勢崎境小3年 あさのすずか
【評】ハナミズキの赤い実に来る小鳥。「花みずき」を最後にもってきたことで、俳句の世界がはなやかになりました。
ネコのももさんまを食べてすぐにねる
前橋下川淵小4年 持田晋之助
【評】ネコのももは、おいしいサンマを食べて、大満足だったのでしょう。食べたら眠る。ネコにも幸せな時間です。
公園で秋色の木よじのぼる
高崎城山小4年 堀越 恭義
【評】公園の木の中で、その木だけが紅葉していたのでしょう。秋色の美しい木を見れば、登りたくもなりますね。
秋の道赤い葉っぱがみずうみに
伊勢崎北二小4年 清水 風花
【評】「みずうみに」で止めたことで、葉は湖に落ちる途中なのか、もう水面に浮いているのかを、読者が想像できます。
いちょうのはきらきらしててほしぞらだ
前橋東保育所年長 松村 知篤
せきがえだわくわくドキドキパズルみたい
前橋大胡東小1年 いいづかなほ
コップはねお水を入れるとひかってる
前橋駒形小1年 こじまもも
しちごさんおわってかみのけきっちゃった
前橋山王小1年 しばたももは
やきたてのケーキにへんしんさつまいも
高崎車郷小1年 たじまふうか
あかとんぼおにわにいたらかんさつだ
伊勢崎境采女小1年 いしいゆりか
こうていで風の声しかきこえない
前橋大胡小2年 よしのまお
秋の朝上電とおるといろあてするよ
前橋粕川小2年 松村ゆうき
さつまいもおおきいのはねむしくいだ
前橋二之宮小2年 はんざわゆうな
かみさまにおちばカーテン作ったよ
高崎馬庭小2年 荒  結菜
どんぐりはいつもぴかぴかひかってる
伊勢崎名和小2年 はせ川たかまさ
赤とんぼあみにかからず上へとぶ
前橋東小3年 ひ山すみれ
きのうはねぬまたのリンゴ買ってきた
前橋大胡東小3年 寺師 一輝
電車でね私の一日ふりかえる
県立聾学校3年 小林ことり
文化祭ステージ発表ドキドキだ
県立聾学校3年 浜田 れな
弟の遠足のおみやげドングリだ
前橋下川淵小4年 中林 愛佳
雨がふり冬のたよりをもってくる
前橋宮城小4年 さとうかえで
冬ざくらやさしい光のほうせきだ
高崎国府小4年 外山蒼羽珠
あきのそらそらいっぱいのソーダかな
高崎佐野小4年 黒岩  司
いねかりがおわって学校よくみえる
高崎馬庭小4年 相馬 健太
読書中まどからはいるいちょうの葉
伊勢崎あずま北小4年 黒沢 千加
たんぽぽがまい子になってる草の中
渋川古巻小4年 斉藤 可菜
赤黄色緑ものこる秋の山
長野原一小4年 八木 健心