鈴木伸一選

2013年6月13日上毛新聞掲載


大むろ小しんりょくいっぱいみどりの気もち
前橋大室小2年 ふくしまそうき
【評】すがすがしいみどりにかこまれてすごしていると、自分も草や木の気持ちがわかってくるように思えるのです。
なつトマトしょうてんがいはわらってる
沼田升形小2年 みやざわてんし
【評】親子俳句教室での句。活気にあふれた商店街のようすが、「わらってる」という表現からよくつたわってきます。
そよ風がけやきのしたをまわってる
前橋大胡小3年 ひらつかみ月
【評】大胡小のケヤキは本当に大きいですね。そのまわりをぐるりと回るようにして、気持ちのいい風がふいています。
しゅくだいをがんばったてがくろくなる
前橋大胡小3年 ほりうちかりん
【評】えんぴつで書いた文字がこすれて、手が黒くなったのです。それが、かりんさんのがんばりを物語っています。
大れんじ空をみあげて青いうめ
前橋城南小3年 池田ひろか
【評】先日開かれた親子俳句教室でおとずれた、前橋市の商店街の中にある大蓮寺。たしかに青梅が印象に残りました。
子どもの日外でいっぱいあそんでる
富岡小3年 神保 有杜
【評】いかにも「子どもの日」らしい、伸びやかな気分にあふれた俳句。外で遊べるときは、思いきり遊びましょう。
梅の実が負けるもんかと言っている
前橋東小4年 松村 拓篤
【評】人間以外のものを人間のように描きました。これも大蓮寺で見た青梅ですが、ユーモラスな表現が効いています。
風がふく子供の声がこだました
前橋大胡東小4年 飯塚 涼介
【評】季節は書かれていませんが、やはり初夏のさわやかな風がふさわしいでしょう。子どもたちも元気いっぱいです。
月曜日にもつがいっぱい晴れがいい
前橋下川淵小4年 住谷ありさ
【評】週のはじめの月曜日は、学校に荷物をたくさん持ってゆきます。こういう日に雨がふったらたいへんですよね。
あおいうめたかいところにある光
藤岡二小4年 細谷ゆう太
【評】大蓮寺の梅は、高い枝にも実をつけていました。見上げると、初夏の日ざしを浴びて、きらきらと光っています。
にゅうがくしきそとにでたらはないっぱい
前橋大室小1年 あかさかきらり
おねえちゃんがっこういくよいっしょにね
前橋山王小1年 なかはらゆうた
いもうとのつかまりあるきにドキドキだ
前橋下川淵小1年 たけうちちなつ
はるの空みあげてみたらかぜふいた
前橋大胡小2年 山おかまなみ
はるかぜがえのきのまえをとおったよ
前橋下川淵小2年 石井 ゆな
なつの空げんきなたいようでてきてね
前橋下川淵小2年 ほしのそうた
ありがいたかまきりがいたあついなつ
前橋城南小2年 田べみき大
おかのうえきれいなドレスしばざくら
高崎車郷小2年 いとうまいか
水たまりピョンととんだぼくのかげ
伊勢崎境采女小2年 高田しんご
うんていで大きくふったらすすめたよ
伊勢崎境島小2年 せき口かおす
ゆうだちだひめいをあげてるあめつぶが
前橋大胡小3年 よしはらけんご
通学路緑の風がふいている
伊勢崎赤堀東小3年 石川 みわ
カマキリが上にあがって下むいた
伊勢崎境島小3年 小暮 透和(とわ)
ヤマザクラ山にのぼっていいにおい
富岡小3年 高木 爽任(あきと)
一りん車校庭一周できたんだ
前橋永明小4年 岩渕 莉那
みんながねえがおになると夏になる
前橋大胡東小4年 町田  希
宿題をわすれても一度春の朝
伊勢崎赤堀南小4年 橋本 和志