|
6月だ空を見るとぜんぶ雲
|
|
前橋大利根小5年 田村 天音(あまね)
|
 |
【評】梅雨どきの空を、ずばりととらえています。「ぜんぶ雲」という表現に、俳句で特に大切な「発見」があります。
|
 |
|
春の山緑がふえてふくらむよ
|
|
前橋駒形小5年 赤沢 杏奈
|
 |
【評】木々に若葉が茂り出して、山全体がふっくらと膨らんだように見えます。その様子を、しっかりと観察しました。
|
 |
|
ねぎぼうずいたずらっ子にみえてきた
|
|
前橋下川淵小5年 白石なつみ
|
 |
【評】ねぎ坊主は、たしかに子どもの頭のように見えます。「いたずらっ子」というユーモラスなとらえ方がいいですね。
|
 |
|
夏ダイコンシャキッときをつけならんでる
|
|
沼田升形小5年 宮沢 一生
|
 |
【評】先日の親子俳句教室では、前橋の商店街を歩きました。お店に並んだ夏大根の新鮮さを、うまく表現しています。
|
 |
|
初夏の風笑っているよじぞうさま
|
|
前橋下川淵小6年 橋爪 彩加
|
 |
【評】俳句教室で散策した大蓮寺には、お地蔵様が並んでいました。初夏の風にほほ笑むお顔の、何と優しそうなこと。
|
 |
|
友達と一緒に買ったラムネ飲む
|
|
吉岡中1年 高橋 夏未
|
 |
【評】友だちと一緒に買ったからこそ、ラムネが一層おいしく感じられるのです。さわやかな俳句で、好感が持てます。
|
 |
|
父の日に無口な父が口開く
|
|
渋川中2年 福島 啓太
|
 |
【評】普段は寡黙なお父さんが、父の日に感謝の言葉を口にしたのでしょうか。それだけで、心が温かくなってきます。
|
 |
|
南風とホルンの音が流れていく
|
|
高崎中尾中3年 本多 杏歌
|
 |
【評】「南風(なんぷう)」は夏になって南から吹く、比較的穏やかな季節風。ホルンの牧歌的な音色が、よく合っている感じです。
|
 |
| はれた日はみんなが外であそび出す |
| 前橋大利根小5年 鈴木七菜子 |
| 弟の宿題見てやりなつかしい |
| 前橋駒形小5年 岩野 由依 |
| 水あびて光かがやく夏の空 |
| 前橋桂萱小6年 堀越 美緒 |
| 金の麦針の頭で風を刺す |
| 前橋山王小6年 南雲 優介 |
| 花散って私に手をふる桜の木 |
| 前橋下川淵小6年 石川 実莉 |
| 夏みかんあつめた日ざしあまい味 |
| 前橋細井小6年 板橋かおり |
| 高徳院つばめが周りで歌ってる |
| 高崎国府小6年 井田 茉依 |
| 春風は一年生のつきそいだ |
| 高崎多胡小6年 柿田 幹来 |
| 自転車に乗って春をひとまわり |
| 高崎箕輪小6年 那須総一郎 |
| 校庭で夏の太陽あびている |
| 水上小6年 佐京りりか |
| 新緑でいっそう輝く牛の群れ |
| 下仁田小6年 近藤 南月 |
| 梅雨の時期川が大きくうたってる |
| 南牧小6年 市川 貴大 |
| スイカ食べ少し早めの夏きたる |
| 渋川赤城北中1年 津久井詩穂 |
| 春の風ゆらゆらゆれるカッターは |
| 安中松井田東中1年 萩原 佐保 |
| 雨あとの時を豊かにかたつむり |
| 渋川中2年 奥泉 風佳 |
| カタツムリ孤独を背負ってどこへ行く |
| 渋川中2年 片桐 俊紀 |
| 授業中ノートに春を書き込んで |
| 渋川赤城北中2年 石田 太勢 |
| ラムネ飲み体内時計狂い出す |
| 吉岡中2年 岡本 海音 |
| 雲が退き光が差しこむ半夏生(はんげしょう) |
| 玉村南中2年 上原妃愛乃 |
| 金亀虫日光たくわえ発電中 |
| 高崎中尾中3年 室橋 孝法 |
| 春過ぎて受験生になる夏がくる |
| 渋川小野上中3年 吉沢 未佳 |