|
夏の日にはにわを見ながら歩いてく
|
|
高崎国府小5年 柏倉 健人
|
 |
【評】高崎の八幡塚古墳辺りの情景かと思います。校外学習の一こまのようですが、埴輪(はにわ)が印象的だったのでしょう。
|
 |
|
南風友達一人できました
|
|
伊勢崎赤堀小5年 渡辺 結南
|
 |
【評】「南風」は夏の季語。穏やかな季節風ですが、この風の印象と友だちができたうれしさとが、よく合っています。
|
 |
|
ストーブのあった所にせんぷう機
|
|
渋川古巻小5年 斎藤 可菜
|
 |
【評】ストーブと扇風機が、居場所を交代しました。季節の移り変わりを素直に、しかもユーモラスにとらえています。
|
 |
|
かさの上つゆの知らせだ雨の音
|
|
前橋大胡小6年 黛 杏香
|
 |
【評】かさを打つ雨音に、梅雨のおとずれを知った黛さん。俳句を書いていると、季節の変化に敏感になってゆきます。
|
 |
|
衣替えタンスの中に風が吹く
|
|
伊勢崎赤堀東小6年 阿久津爽香
|
 |
【評】タンスの引き出しを開けて、衣替えをします。タンスの中を、初夏のすがすがしい風が吹き抜けてゆくようです。
|
 |
|
小説を母につられて読んでみる
|
|
伊勢崎赤堀東小6年 岡部 翔
|
 |
【評】読書家のお母さんを見ていて、岡部君も小説を読んでみたくなったのです。お母さんも喜んでいることでしょう。
|
 |
|
梅雨が来て傘の花舞う交差点
|
|
渋川金島中2年 小林 一美
|
 |
【評】傘を花にたとえるのはよくある表現法ですが、この句は「交差点」が効果的。行き交う花が目に浮かんできます。
|
 |
|
噴水のしぶきが光る風の街
|
|
渋川赤城北中2年 狩野 綾音
|
 |
【評】一読、涼やかな風が吹いてくる気がする俳句です。明るく伸びやかな書き方に青春性があふれ、好感が持てます。
|
 |
|
桜桃忌小さき罪を数えつつ
|
|
渋川赤城北中3年 石田ほのか
|
 |
【評】太宰治の忌日「桜桃忌」は6月19日(または13日)。「小さき罪」が、人間の偽善を告発した作家にふさわしい。
|
 |
| プール開き今年も夏がよんでいる |
| 前橋永明小5年 三森 愛夏 |
| 五月晴れトロンボーンのテストした |
| 前橋広瀬小5年 岸 天翔 |
| なつのひにならんでいるよはにわたち |
| 高崎国府小5年 井部 隼人 |
| 漢字辞典漢字がたくさん夏の山 |
| 伊勢崎赤堀小5年 千本木萌香 |
| 青嵐今日はじゃんけん強かった |
| 伊勢崎赤堀小5年 林 愛菜 |
| 6月に生まれた私は雨がすき |
| 前橋大胡小6年 千吉良辰美 |
| 暑い中力をこめる太い筆 |
| 前橋大胡小6年 星野 遥 |
| 一年生風におされて歩いてる |
| 前橋細井小6年 佐藤 萌子 |
| 衣替え身軽になって登校だ |
| 伊勢崎赤堀東小6年 赤石 帆香 |
| 歩くたび緑に変わる通学路 |
| 伊勢崎赤堀東小6年 中島 瑞樹 |
| なつの日の外の世界はえんてんか |
| 伊勢崎境島小6年 松本 剛 |
| まなつびは公園のくさひかってる |
| 伊勢崎宮郷二小6年 大谷 亜美 |
| 走り梅雨会話少なき通学路 |
| 前橋七中1年 栗原 正明 |
| 人間も急速冷凍したい夏 |
| 前橋南橘中1年 斉藤 優維 |
| ころもがえ新しき風ふいてくる |
| 渋川赤城北中1年 羽田 健吾 |
| 父の日を忘れてしまったお父さん |
| 下仁田中1年 佐藤 太星 |
| 新緑の山に流れる鳥の声 |
| 渋川金島中2年 矢野 達也 |
| 登下校明るくなった山の色 |
| 上野中2年 高瀬 麻華 |
| 蟻たちは風をくぐってどこへゆく |
| 渋川赤城北中3年 石田 翔也 |
| 水たまりのぞいてみると夏の色 |
| 渋川赤城北中3年 茂木 義弘 |
| 大会を応援している夏の風 |
| 渋川赤城南中3年 斉田 せな |
| 炎天下弱音を吐いてる私かな |
| 東吾妻太田中3年 高橋 瑠花 |