鈴木伸一選

2013年7月11日上毛新聞掲載


がっこうにつくまでおしゃべりなつのあさ
前橋大胡小1年 まゆずみめい
【評】がっこうにつくまで、みんなでおしゃべりをしながらあるきます。とてもたのしそうな、とうこうふうけいです。
たうえしたたんぼがぴかぴかひかってる
前橋粕川小1年 中野 祐輔
【評】たうえがおわり、みどりいろのいねがきれいにならびました。おひさまをあびて、たんぼがピカピカひかります。
はんちょうさんおおきなせなかについていく
前橋山王小1年 にしわきありあ
【評】とうこうはんのはんちょうさんであるじょうきゅうせいのせなかは、おおきくて、とてもたのもしくみえますね。
空を見たぼくの目の中何うつる
前橋大胡東小3年 たじまゆうしん
【評】青空や白い雲などがうつっているでしょう。もしかしたら、目には見えないゆめやきぼうもうつっているのかも。
夏の日にさか上がりする子どもたち
高崎大類小3年 海野 佑斗
【評】暑さに負けずてつぼうをする子どもたちが目にうかび、とてもほほえましい。元気な声がきこえてくるようです。
六月の雨のさんぽもたのしいな
館林一小3年 仲條 世渚
【評】梅雨どきは外であそべずつまらない、という俳句が多いけれど、実は雨の日ならではの楽しさもあるんですよね。
あめんぼの歩くもようはにじゅう丸
富岡小3年 田中心一ろう
【評】アメンボのようすをよく観察したので、水の上の二重丸を発見できました。俳句には観察と発見がとくに大事。
なき声がどんどん広がる夏の虫
富岡小3年 湯浅 鷹大(ようた)
【評】夏の虫はたくさんいますが、やはりセミが思いうかびます。「どんどん広がる」という表現から、そう思います。
登校中道の真ん中へびがゆく
伊勢崎赤堀南小4年 亀田 七海
【評】登校中にヘビと出くわしたら、びっくりしちゃいますね。ところで、「蛇」は夏の季語だって知っていますか?
こしたやみすずしい風が地面から
藤岡二小4年 細谷ゆう太
【評】「木下闇(こしたやみ)」は、大木の下のうす暗い感じを言います。地面から涼しい風がふいてくる、というとらえ方がうまい。
あめんぼうおおきいおうちみつけたよ
太田世良田保育園年少 正田はるき
とりがいてくもがうごくよいいきもち
前橋下川淵小1年 よしざわりんか
たんぼでねどろばくだんでたたかった
前橋月田小1年 かわはらけい
ながぐつはつめたいあめをわたれるよ
高崎入野小1年 かどくらめい
がっこうのまわりがみどりになってきた
片品武尊根小1年 ささきくれあ
とうこうはんいそいであるくなつのあさ
前橋桂萱小2年 せきねまなみ
夏のあさジャングルジムでおにごっこ
前橋桂萱小2年 たべいなおき
すずしいなターザンロープかぜとおる
前橋駒形小2年 ぬま山はるか
虫たちとなかよくなってあそぶんだ
前橋山王小2年 しげ田けいか
なつのよるうちわであおいでそらをみる
前橋桃瀬小2年 いの上あやね
なつやすみたのしいことがきっとある
伊勢崎宮郷二小2年 まつもとまほ
JAビルのまわりに見えるむぎ畑
前橋大胡小3年 ふくだももこ
からすはねゆうひをみるとさわぎだす
前橋大胡小3年 よし田みゆ
スイミングおえて帰りの風薫る
高崎大類小3年 関口 愛理
にわの木のかげ黒くなりあつくなる
高崎大類小3年 本多  叶
ひまわりがおひさま来るのまっている
伊勢崎北二小3年 はし本そう
なつの日はトカゲがいっぱいでてくるよ
富岡小3年 岩さき里え
あつい日のひやしきゅうりうまいよね
富岡小3年 村木あいか
ゆうやけでごはんのにおいいいかおり
前橋東小4年 柏木 咲栄
くもりぞらかんのんさまもはいいろだ
高崎城山小4年 早坂 りく