鈴木伸一選

2013年9月5日上毛新聞掲載


夏休みじっとしているランドセル
前橋駒形小5年 赤沢 杏奈
【評】もしもランドセルに心があれば、2学期になったらまたがんばるぞ、なんてひそかに思っているかもしれません。
夏休みお手伝いしてあせをかく
伊勢崎北二小5年 伊藤 俊明
【評】お手伝いをすれば家族は助かるし、何より自分自身が充実した気持ちになれます。流れる汗もすがすがしい感じ。
そわそわもバッグにつめる夏の旅
太田世良田小5年 正田 莉央
【評】旅の準備をしているときの、わくわくそわそわした気分。それも一緒にバッグにつめるという発想がいいですね。
秋の空田んぼをやさしくてらしてる
水上小5年 田村  萌
【評】空の色がだんだんやさしくなってきて、秋が近づいていることを知らせます。素直な書き方に好感が持てます。
火とぼしで火をまわしたよ楽しいな
南牧小6年 小須田舜明
【評】火とぼしは、南牧村に伝わる勇壮な火祭り行事。「楽しい」と言わずに楽しさが伝わるよう工夫してみましょう。
夏休み部活があれば早起きだ
下仁田中1年 神戸 小雪
【評】部活があると、いやでも早起きしなくてはなりません。それをちょっとユーモラスに表現したのがいいですね。
夏休み生活記録のマス数え
前橋五中3年 福田 智佳
【評】実体験が書かれているので、まさしく作品に実感があります。マス目を数える作者の姿が、目に浮かんできます。
八月の平和の鐘が鳴り響く
渋川中3年 宮川 雄気
【評】6日、9日、15日と、8月は平和の大切さを思い、平和への誓いを新たにする月。作者も、そう感じたのです。
ゆでたてのとうもろこしは真黄色
群馬大附属小5年 小林 征楽
キッチンによばれて新ジャガ洗ったよ
太田藪塚本町小5年 石原  倫
日かげ道短く感じてプール行く
渋川古巻小5年 斎藤 可菜
テレビからも庭の木からもせみの声
渋川古巻小5年 中沢 壮吾
ふうりんがだれかがきたよと言っている
中之条小5年 植松 萌乃
玉子かけご飯の上に夏キラリ
前橋山王小6年 南雲 優介
ねむの花やさしい風が夏空に
南牧小6年 工藤 大輝
立秋を過ぎたと知らぬ炎天下
前橋七中1年 栗原 正明
グランドは夏の日ざしでまぶしいな
下仁田中1年 瀧上  玲
浴衣着てみんなと駅でまちあわせ
高崎中尾中2年 藤嶋 瑠南
ひまわりがあの人みたいに笑ってる
高崎中尾中2年 八木日花里