鈴木伸一選

2014年3月20日上毛新聞掲載


予餞会きらきらしてて感激だ
前橋高等養護伊勢崎分校2年 茂木 遥

【総評】毎週、上毛新聞社に送られてくるたくさんの俳句を見ていると、みなさんが楽しく俳句を書いていることが伝わってきて、とてもうれしくなります。「俳句を書くことは楽しい」。何といっても、これが一番大事なことですが、実は俳句には「書くこと」の他に、もう一つ、楽しいことがあります。それは何かというと、ひとの作品を「読むこと」です。
 多分、みなさんの中には、ジュニア俳壇に載った俳句を、「この子は、こんな気持ちで、この句を書いたんじゃないかなあ」などといろいろ想像しながら読んでいる人もいるでしょう。要するに、作者の気持ちを思いやりながら、俳句を読むということですね。これは、とても大切なことであると同時に、想像力をたっぷりと働かせる、とても楽しい作業でもあります。そして、俳句を読んで自由に想像力を働かせることのできる人は、自分自身の俳句も自然と良くなってゆくのです。
 みなさんにも、楽しく俳句を書き、楽しく俳句を読んでほしいと思います。