| 鈴木伸一選 |
2014年5月1日上毛新聞掲載
| 思い出とシャボン玉は消えていく | |
| 利根実業高3年 中島 愛 | |
| 【評】思い出もシャボン玉も、ひととき美しく輝いて、すぐに消え去ってしまいます。ちょっぴり甘く切ない青春俳句。 | |
| テスト前スマホと別れる春の雨 | |
| 前橋東高1年 福田 智佳 | |
| 桜の日あかるい記憶よみがえる | |
| 前橋高等養護伊勢崎分校2年 木立 茜 | |
| 散歩して白いタンポポ見つけたよ | |
| 伊勢崎興陽高2年 松本 美幸 | |
| 【総評】新年度が始まって3週間あまり経過し、新たにジュニア俳壇へ投稿を始めようとお考えの学校もあると思います。そうした学校が増え、ジュニア俳句のすそ野が広がってゆくのは、たいへん望ましいことです。なぜなら、俳句には想像以上に大きな教育的効果が期待できるからです。児童・生徒への俳句指導を通して表れてくるこの効果を、私は戦国大名、毛利元就の有名な話「三本の矢」になぞらえて、「俳句指導三本の矢」と名付けました。 一の矢「いつでもできる」 授業の始めや終わりの5〜10分もあれば指導が可能 二の矢「どの子もできる」 成績、発達に関係なく、だれでも書ける 三の矢「自信を持たせる」 作った俳句を評価されることで、子どもに自己肯定感が生まれる ここでは、その詳細を述べるだけのゆとりはありませんが、右の3項目を見るだけでも、おおよそのイメージはつかんでいただけるでしょう。 今後、折に触れ、この3点について述べてゆきたいと考えています。 (学校・学年は投稿時のものです) | |