佐藤清美選

2014年6月19日上毛新聞掲載


竹山でたけのこほりとお弁当
前橋岩神小5年 鈴木沙也佳
【評】竹山でのタケノコ掘り。タケノコがたくさん掘れるのはうれしいけれど、一番の楽しみはやはりお弁当ですね。
今月は日ぐれがおそいよてらし屋さん
前橋大利根小5年 高橋 壮真
【評】日がのびて、日暮れがおそくなった時季。太陽のことを照らし屋さんとは、すてきな言葉を見つけたものです。
ふじの花ひかげができるカーテンだ
藤岡二小5年 細谷 悠太
【評】フジの花房が長くたれ下がり、カーテンのよう。日陰をつくってくれる、あまいかおりの優しいカーテンですね。
母の日にぼくたちそろっておもてなし
沼田升形小6年 宮沢 一生
【評】「ぼくたち」は、きょうだいそろってということでしょう。お母さんへのおもてなし。喜んでもらえたと思います。
人々とつばめが始める新生活
渋川中1年 増田 大地
【評】春は人々が新生活を始める季節ですが、南から渡ってきたツバメにとっても、その場所で新生活を始める季節です。
しゃぼん玉いとこの遊び相手かな
渋川赤城南中2年 星野 凜奈
【評】年少のいとこなのでしょう。シャボン玉と遊んで楽しそうにしている姿に、作者も笑顔になったことでしょう。
青い空負けずに広がる新緑よ
東吾妻岩島中3年 佐藤  陸
【評】青い空はどこまでも広がっています。それに「負けずに広がる新緑」とは、樹木の強い生命力を感じさせる言葉です。
春の風花をさらさらなでている
前橋岩神小5年 町田くれあ
ぽかぽかだけれどねこにはあつそうだ
前橋山王小5年 丸山 天生
花ふぶき少し悲しく見える空
高崎片岡小5年 前田  颯
校庭がたんぽぽいっぱい走れない
高崎城山小5年 吉田 光希
赤ぎ山みとれておよぐこいのぼり
伊勢崎境采女小5年 山口 快斗
利根川に春の光が反しゃする
伊勢崎境島小5年 渋沢 佑季
新学期クラス全員友達だ
太田藪塚本町小5年 岩間 咲人
豆ごはんぷつんといった口の中
藤岡二小5年 細谷 悠衣
こどもの日空のたかくがこいのぼり
南牧小5年 茂木 倖哉
1人でも桜がはげます帰り道
前橋東小6年 河原 遼成
のんびりと昼ねがしたい春の日だ
前橋東小6年 滝沢 仰子
こいのぼり空いっぱいにおよいでる
前橋総社小6年 神宮 彩花
半そでか長そで迷う五月空
前橋細井小6年 高橋ひまり
あつくなりネコが少しのろくなる
前橋細井小6年 渡辺 心美
下校中まだ朝のような空の色
伊勢崎赤堀東小6年 阿部りこ菜
春風でいっそう乱れる寝ぐせかな
渋川古巻小6年 中沢 壮吾
人の波どんぶらこっこと我は桃
前橋七中1年 栗原 正明
晴れやかな空に響くよ掛け声が
玉村南中1年 斎藤 貴子
晴天や花と花との間から
伊勢崎境北中2年 遠藤 美雪
桜から新生活がやってくる
渋川金島中2年 小林 洸太
木々たちの間をぬける夏の風
甘楽二中2年 黒沢 礼華
若葉からパワーもらえる部活前
東吾妻太田中2年 湯本 拓也
鯉のぼり風がほしいとはねている
吉岡中3年 小林 龍昇
五月晴れ青が私を引っ張って
甘楽二中3年 長谷川歩美
新緑の山につつまれ朝練習
東吾妻岩島中3年 田中 綾花