佐藤清美選

2014年12月18日上毛新聞掲載


七五三あしがあんまりひらかない
前橋原小1年 まつむらかのん
【評】七五三で、きものをきたのでしょう。きもののすそは、足があまりひらきませんから、歩きづらかったですね。
まっかな葉川の上でゆれている
前橋桃木小3年 やなぎさわいろは
【評】川面に落ちている紅葉の葉。真っ赤な葉が川のながれでゆれている、目にもあざやかな光景がえがかれています。
紅葉がもうすぐおわるあぁ早い
片品南小3年 藤井 茉莉
【評】だんだんと葉が色づいていくのは、楽しみでしたね。美しい紅葉ももうすぐ終わり。「あぁ早い」と実感します。
くもりでももみじの木だけは晴れている
前橋荒子小4年 萩原菜々美
【評】くもりの日でまわりがどんよりしていても、もみじの木だけは紅葉して晴れ晴れと、かがやきを放っています。
目が二つ一つはぐにゃり目玉焼
前橋山王小4年 柳沢明日美
【評】読み進めていくと、なぞなぞがとけるような作品です。ぐにゃりとなってしまったからこそ、面白くなりました。
ゆずぶろでみんなで冬のにおいかぐ
伊勢崎赤堀東小4年 伏島 詩巴
【評】ユズの入ったおふろ。家族みんながおふろに入り、冬のにおいをたしかめます。心もすこやかになるにおいですね。
バスの中きりがもくもくふえてくる
伊勢崎境采女小4年 真下 ゆず
【評】作者はバスの中にいて、バスの外ではきりがもくもくとふえていったのです。不安な思いをしたことでしょう。
とうこうはんれつがぐちゃりばらばらだ
前橋桂萱小1年 内田  舞
もみじがねおちたらおふとんふわふわね
前橋上川淵小1年 木村みずほ
あめの中みんなでおまいり七五三
前橋山王小1年 さかいのひな
くりごはん食べてほっかりあたたかい
伊勢崎境小2年 ふじ本そのか
くりごはんばあちゃん作るおいしいな
伊勢崎境島小2年 せき口ゆの
山の葉が色あざやかでまぶしいな
前橋総社小3年 小金沢 碧
にがっきはいすがちいさくかんじるな
前橋下川淵小3年 小西 美涼
あきのやまいろいろないろでかざりづけ
前橋元総社南小3年 ほり内 葉
持きゅう走走って走ってぽかぽかだ
伊勢崎宮郷小3年 直井 柚樹
木のかげでひといきついた秋の空
甘楽福島小3年 さいとうまりん
秋の朝光る雨はこんぺいとう
前橋天川小4年 前野 優依
あめの日のぎんなんの森はくさいんだ
前橋荒子小4年 石川 心花
ことしはほしがききらいなおるかな
前橋永明小4年 島崎 飛里
ほしがきのあまぁいにおいすきなんだ
前橋永明小4年 塚本 莉央
リコーダーふけたらみんな笑ってる
前橋大胡東小4年 和田百合奈
さむい冬少しの水でも凍りそう
前橋粕川小4年 清水 美里
コスモスがじゅうたんに見える花畑
前橋桃瀬小4年 岸 香菜子
ストーブでおでんコトコトうまくなる
高崎金古小4年 天田 悠良
すべり台のぼればいちょうがよく見える
高崎金古小4年 小沢 亜愛
もうすぐね冬が始まるよ木が寒そう
沼田白沢小4年 鶴淵 礼菜