鈴木伸一選

2015年4月16日上毛新聞掲載


おかあさんいっしょになわとびあったかい
前橋大胡小1年 大竹あいら
【評】お母さんといっしょになわとびをするたのしさに、からだだけでなく、こころまであたたかくなったのでしょう。
たんぽぽがおくってくれるつうがくろ
前橋山王小1年 岩沼  岬
【評】春らしいたのしさが、よくつたわってきます。タンポポに見おくられて、きょうもげんきにつうがくしましょう。
はるのかぜぼくのほっぺもあたたかい
前橋山王小1年 たかやなぎあいどう
【評】春は、いろんなものがあたたかくなりますが、その中から、自分のほっぺのあたたかさをはっけんしたのがいい。
青空と楽しくあそぶ昼休み
前橋大胡小2年 さいとうまりか
【評】青空の下であそぶ楽しさが、とてもよく出ています。青空をなかよしの友だちみたいに表現したのもいいですね。
はくもくれん白くてきれいな花よめさん
前橋山王小2年 す田ゆりな
【評】ハクモクレンの白くてきれいな花が、花よめさんに見えたのです。きものすがたの花よめさんが、にあいますね。
あたたかい四年さいごの春の風
前橋大胡小4年 根岸 ゆり
【評】終業式の日の様子でしょう。4年生が終わる日のあたたかな春風を体に受け、5年生に向けて歩んでゆくのです。
卒業生みんなせを向け帰ってく
前橋大胡東小4年 工藤 功希
【評】見送る功希君には、去ってゆく卒業生の背が、強く印象に残ったのです。「みんなせを向け」という表現がいい。
卒業式せすじをのばせばはじまるよ
前橋大胡東小4年 小暮 優緒
【評】せすじをぴんと伸ばして、卒業式の始まりをむかえます。式場にみなぎる緊張感に、何だかドキドキしてきます。
空晴れてアリがちょこちょこ動いてる
前橋大胡東小4年 高井 莉歩
【評】どこまでも大きな空と、地上でいそがしそうに動く、小さなアリ。大と小を同時にとらえた目がすばらしいです。
パチパチとそろばんはじく春の風
高崎金古小4年 小沢 亜愛
【評】あたたかな春風の中、そろばんをはじく音が軽やかに聞こえてきます。春の季節感を、素直にとらえた俳句です。
はるがきてさかながいっぱいおよぎます
前橋大胡小1年 なが田りゅうた
チューリップはながパラパラとれていく
前橋大胡小1年 わたなべあみ
いちごさんわたしがたべてあげますよ
前橋山王小1年 おぐろまひろ
おひなさまかざるとニッコリして見えた
前橋山王小1年 さとうゆうな
はるがきたさくらのきがひかっている
前橋二之宮小1年 せきぐちともき
ブランコはこぐと風がねおどってる
前橋荒子小2年 西村 さよ
まがり角お花のかおりがしたんだよ
前橋下川淵小2年 石井 晶希
春の花ぜんぶあつまりおまつりだ
伊勢崎境小2年 白石ゆうき
そらのしたみどりがおおいはるのまち
前橋永明小3年 くさかべゆかな
妹がとう校はんみつめるもうすぐ一年生
前橋山王小3年 岡田柊ぞう
風の中さくらとなかよしシャボン玉
前橋桃木小3年 成田 和織
ブランコが空まで高く春とばす
渋川中郷小3年 片野 繁奈
さくらさくさくらなみきの武者行列
甘楽福島小3年 斎藤 千暖
散歩道しだれざくらが風にのる
前橋荒牧小4年 賀川 美月
春来てねジャングルジムがあったかい
前橋大胡小4年 小暮 健太
花びらと地面を回るよ春の風
前橋大胡小4年 茂木 あみ
雨上がりかさに桜の花みやげ
前橋大胡東小4年 飯塚 菜帆
春がすみ遠くの空に山のかげ
前橋大胡東小4年 小出 鈴音
青い空卒業生を見守るよ
前橋大胡東小4年 茂木 朋愛(ともよし)
5年生はるのかいだんのぼってく
前橋山王小4年 萩原 沙妃
春の日はさくらふぶきのゆうほどう
伊勢崎境剛志小4年 森下ゆりな
                (学校・学年は投稿時のものです)