鈴木伸一選

2015年4月2日上毛新聞掲載


桃色の綿菓子みたい春の山
前橋朝倉小5年 鈴木 麻央
【評】桜などで桃色にそまった山を、少し離れた場所から眺めているのでしょう。確かに、綿菓子みたいに見えます。
ずんずんと春がしみてく空の色
前橋大胡小6年 加藤 睦人
【評】日一日と暖かくなるにつれ、空もどんどん春の色に変わってゆきます。まさに、ずんずんと春がしみてゆく感じ。
心中の北窓開いて深呼吸
高崎中尾中2年 近藤 夏音
【評】春の季語「北窓開(ひら)く」は、防風のため閉めていた北側の窓を開けること。それを自分の心の景に転化させました。
水温む新たな出会いが待っている
高崎中尾中2年 中元 希望
【評】水温む春の候。新しい出会いへの期待に、心も自然と弾みます。若々しい伸びやかな表現に、好感がもてます。
冬の夜に高校願書清書する
東吾妻原町中3年 丹野将太郎
【評】願書を丁寧に、心を込めて清書しています。冬の夜の空気も、いつになくぴんと張りつめているかのようです。
春の風金管練習がんばろう
前橋岩神小5年 谷田部可維
登校中早咲きの桜見つけたよ
前橋大胡小5年 江原  蓮
しばふのねあちらこちらに春の色
前橋駒形小5年 馬場 健太
ゆっくりと時間が過ぎる春の風
みどり笠懸小5年 磯崎優以人
卒業にどんどん近づくカレンダー
前橋大胡小6年 飯塚  唯
春の川私の手から流れてく
高崎中尾中2年 五十嵐 瞳
春炬燵家族と共に温まる
高崎中尾中2年 高橋  匠
春風よ運べよ運べよい知らせ
甘楽二中2年 生方 佑佳
春の雪あの山この山うっすらと
水上中2年 藤本 新奈
               (学校・学年は投稿時のものです)