鈴木伸一選

2015年4月16日上毛新聞掲載


妹と外で遊んで上着ぬぐ
前橋駒形小5年 宮野入真琴
【評】外で遊んでいても、上着がいらないくらいの陽気になってきました。春だということが、あらためて思われます。
卒業生俳句を書いてる春のにじ
伊勢崎赤堀小6年 石川 礼菜
【評】卒業記念の俳句を書いているのです。せっかく俳句に親しんだので、中学生になっても続けてほしいと思います。
ハイドンの音が大きい春一番
伊勢崎赤堀小6年 見供 佳奈
【評】音楽教室で、ハイドンの曲を聴いたのです。急に大きな音が鳴る、交響曲第94番「驚愕(きょうがく)」の第2楽章でしょうね。
中学の制服なんだかくすぐったい
伊勢崎赤堀東小6年 松本 紗英
【評】真新しい中学校の制服を着てみました。急に大人びたようで、ちょっと照れくさく、くすぐったい感じがします。
春の暮れ巣立つ校舎の長い影
伊勢崎宮郷二小6年 田中 千尋
【評】「長い影」をとらえたのがいい。ここに、6年間親しんできた校舎との別れを惜しむ思いが、よく表れています。
春の朝まどを開けたら桜色
前橋大室小5年 石関 陽仁
お日様のぬくもりのこる春の夜
伊勢崎赤堀南小5年 原田 喜一
桜まう富岡製糸人の波
安中細野小5年 上原 淳暉
花ひらきむかえた朝の鳥の歌
沼田池田小5年 橋田  響
雪とけてささやいている風の声
片品小5年 小池かりん
教室に思い出たくさん風光る
伊勢崎赤堀小6年 須藤 咲帆
アルバムで自分を探す春の朝
伊勢崎赤堀小6年 六本木琉希
さようなら春風踊る小学校
伊勢崎宮郷二小6年 安野 早季
梅の花香る向こうに友のいて
甘楽二中2年 生方 佑佳
                (学校・学年は投稿時のものです)