佐藤清美選

2015年5月14日上毛新聞掲載


かぜふくたびはるのにおいがおおくなる
前橋山王小1年 ゆ本 めぐ
【評】春にはいろいろな花がさきはじめ、かぜがふくたびに、春のにおいがしてきます。どんどん春になっていくにおい。
レモンたべ空にとぶほどすっぱいな
伊勢崎境采女小1年 あらいひな
【評】レモンをたべたときのすっぱさを「空にとぶほど」とたとえたのが、じょうずでした。とてもおもしろい表現です。
うめの花花びんに入れてパフェみたい
前橋山王小2年 ひらが羽すみ
【評】ウメの花を花びんにさしたときのすがたが、グラスにもられたパフェにそっくり。パフェをよく思いつきました。
シャボン玉中を見たら虫めがね
前橋桃木小3年 中村つばさ
【評】シャボン玉を通して向こうがわを見ると、ゆがんで見えます。シャボン玉をよく観察していたから気づけたこと。
うめの花となりの音はおがわだよ
伊勢崎宮郷小3年 しおたにまり
【評】となりの音は小川が流れる音だよと、ウメにおしえているのでしょう。読者の耳にも小川の音が聞こえてきます。
春が来てたのしみかなしみいっぱいで
前橋大胡東小4年 石井りりせ
【評】春は出会いと別れの季節です。楽しいことも悲しいこともいっぱい。心をいっぱい動かして成長していきます。
外みたらつくしがのびてひと家族
前橋大室小4年 坂本 涼雅
【評】ツクシの一群を「ひと家族」とたとえたのが上手。ツクシが大きかったり小さかったり。家族に思えて楽しいです。
夏の風青色水色ヒューヒューヒュー
伊勢崎境剛志小4年 阿久沢小夏
【評】ヒューヒューヒューと吹く夏の風。「青色水色」と色を重ねたのもさわやかで、読んでいて気持ちのいい俳句です。
たいようにてをてらせばひかるかな
渋川こもち幼稚園年長 片野  悠
たのしいよみんなであるこはるのみち
前橋永明小1年 こうの七こ
さんぽしてかおりいっぱいうめのはな
前橋二之宮小1年 せきねりお
うめの花はるのあいずしてくれた
伊勢崎赤堀東小1年 よこ山じん
六年生うたがじょうずそろってる
伊勢崎境東小1年 せきぐちゆうや
おとうとといよいよかようはるのみち
渋川中郷小1年 高橋 快斗
妹とおふろで俳句春の夜
前橋大胡小2年 千葉 志織
はるがきたよ虫がいっぱいだなかよしだ
伊勢崎北二小2年 ちぎらせいや
ランドセルしん一年生もうくるね
伊勢崎境小2年 こんどうしゅり
ばあちゃんがいちごくれたよまっかだな
伊勢崎境小2年 まつもとまいこ
うぐいすはいつもの場所でとまるんだ
前橋永明小3年 市川 斗摩
歌のとき卒業するなと思うんだ
前橋桂萱小3年 伊東ともき
もうすぐで春のあそびができるんだ
前橋総社小3年 勅使川原凪斗
さくらの木つぼみがふっくらしているよ
甘楽福島小3年 三木 芙華
ポカポカだ小さなつくしとねむりたい
前橋荒牧小4年 高橋 瑞穂
春の風わたしも自然に外へ出る
前橋大胡小4年 堀内 花鈴
理科の時間タンポポ日なたでゆらゆらと
前橋大室小4年 金子きらら
校庭の木の芽も少し開いてる
前橋下川淵小4年 井野 真都
ヒヨドリのしゅうだんあつまるうちのにわ
前橋下川淵小4年 米山 水葵
春休み5年に向けて準備だね
前橋桃瀬小4年 新井 理乃
春の日のちびっこ山は気持ちいい
伊勢崎名和小4年 小林明日香
朝起きて髪の毛一本起立する
沼田升形小4年 宮沢 典士
一りん車こげてうれしい春休み
安中原市小4年 狩野 柚杏

(学校・学年は投稿時のものです)