佐藤清美選

2015年7月9日上毛新聞掲載


かたつむりうちのぽすとにはいってる
伊勢崎境采女小1年 たかだまい
【評】おもいがけないところにいるカタツムリ。ポストにはいっていたなんて、びっくり。つゆからのおてがみのよう。
なつがくるおひさまぴかぴかみずひかる
前橋山王小2年 さかいあやね
【評】なつがくるとおひさまはぴかぴかまぶしくひかり、ひかりをうけたみずもぴかぴかひかります。まぶしいなつ。
なつがくる山のゆきとけはたけする
片品武尊根小2年 星野 天栄
【評】夏が近づくと片品の山の雪もとけて、畑しごとをする時季になります。季節の中での生活が感じられる俳句です。
ラフティング色もいろいろ夏の川
水上小2年 ぬまじりかなえ
【評】ラフティングはゴムボートに乗って行う川下り。いろいろな色のゴムボートが浮かぶ夏の川は、楽しそうです。
そよぐ風ひかげでおにぎりピクニック
高崎馬庭小3年 田中 しん
【評】楽しいピクニック。すずしいひかげで食べるおにぎりは、とてもおいしそうです。そよぐ風も気もちよさそう。
じゅ業中聞いているように鳥が鳴く
前橋天川小4年 吉沢 汐莉
【評】みんなが先生の話を真剣に聞いている授業中。先生の話がわかったかのように鳥が鳴くと、授業も楽しくなります。
しおひがり海がきれいで手を止める
伊勢崎赤堀小4年 松本 奈々
【評】貝を掘るのに夢中のしおひがり。ふと目を上げると、海がとてもきれい。手を止めて海に見入ってしまいます。
朝起きて弟ねてる初夏の朝
伊勢崎三郷小4年 佐藤 実結
【評】初夏の朝、ぱっちり目のさめた作者に対して、まだねている弟さん。早く起きればさわやかな朝を味わえるのに。
茶つみ歌歌ってつんでつんでいく
富岡小4年 田嶋璃央奈
【評】茶つみ歌を歌いながらお茶の葉をつんでいくと、楽しいですね。「つんで」のくりかえしが、作業を想像させます。
ごはんのゆげたべられそうでたべられない
前橋保育園年長 たやのともき
おばあちゃんとくさもちつくってたのしいな
前橋大胡東幼稚園年長 ちばみのり
あまがえるぼくのてのなかおどってる
前橋岩神小1年 しまだともき
うみのなかぎんいろのさかなひとりぼっち
渋川中郷小1年 片野  悠
かぜのひはかぜのあそびをするんだよ
前橋荒子小2年 かのうえれん
しょうりんざん5月のかぜがふきわたる
前橋下川淵小2年 さいとうゆうな
ミニトマト大きくなあれ大きくなあれよ
前橋原小2年 かのうさな
なつの日にトマトうえたらかおまっか
高崎城山小2年 大かわらきう
太ようがえ顔を見せる立夏の日
前橋大胡小3年 千葉 志織
学校のやねに3つのつばめのす
前橋下川淵小3年 よしざわりんか
夏の海なみがざぶんとおどってる
前橋城南小3年 さわべようすけ
まぶしいな黄金色のむぎばたけ
前橋二之宮小3年 新島 央雅
春の道ゆったりしずかでやさしいな
高崎乗附小3年 佐藤 源人
ひらがなではいくをつくるなつやすみ
伊勢崎赤堀南小3年 小林 あお
1ミリの小さなたまごチョウになり
渋川豊秋小3年 斎藤 颯花
かたつむりせなかに大きなドーナツだ
片品南小3年 星野 綾奈
ふきのとうてんぷらにしてたべようよ
玉村中央小3年 狩野 珠亜
若葉風ボールおいかけ走るぼく
前橋大胡小4年 あり川宙生
暑すぎてと根川の水へってきた
前橋桂萱小4年 石川歩乃圭
菜の花がたくさんさいてかがやくな
前橋元総社南小4年 須田 芽那
そよそよと風になりながら夏を待つ
前橋桃瀬小4年 田村 みお
春の風一年がんばる勇気でる
高崎多胡小4年 中嶋 惇貴
たんざくにおもいをこめた夢手紙
伊勢崎北二小4年 小松原れお
つゆにさく花もたくさんあるんだよ
伊勢崎宮郷二小4年 柳田  倖