佐藤清美選

2015年8月20日上毛新聞掲載


兄ちゃんとバットをふった夏の夜
前橋桃木小5年 高橋 拓也
【評】夏の夜、お兄さんとバットを振って野球の練習。兄弟で練習して野球の話ができるのは、とてもうれしいことです。
田植えして今年初めてどろあそび
高崎吉井小5年 山内 恭輔
【評】なかなかどろあそびはしないかもしれません。田植えのときが今年初めてのどろあそび。なつかしい感じがします。
暑くなり水道行れつこんでいる
伊勢崎赤堀東小5年 増野すみれ
【評】体育が終わった後や、休み時間でしょうか。水をもとめて水道は行列で、大にぎわい。夏の暑い日の一こまです。
成長き小満始まり一緒だね
藤岡日野小6年 塩原  凜
【評】小満は二十四節気の一つで、万物が満ち足りて草木の枝葉が大きく茂るという意味。みんなの成長と一緒ですね。
湿り気にびんかんになる吹奏楽部
甘楽二中1年 細谷 唯那
【評】吹奏楽の楽器にとっては、湿度管理は重要なのでしょう。敏感になるのは、部員が楽器を大事に扱っている証拠。
夏祭り屋台の光一面に
東吾妻中1年 田村 真澄
【評】「屋台の光一面に」という言葉で、夏祭りが明るいのは、屋台の光が辺り一面にあふれているからだと読めます。
あせをかき服が体にくっついた
前橋荒子小5年 新嶋まひろ
梅雨になり野菜が笑顔で笑ってる
前橋粕川小5年 中島 圭人
暗くなりせんこう花火おどりだす
前橋駒形小5年 石井 寿奈
新緑がざわざわおしゃべり耳すます
前橋駒形小5年 町田このは
夏の空走る私をながめてる
前橋桃木小5年 山下 好葉
あじさいのおしゃべりはずむ雨の音
高崎金古小5年 小沢 亜愛
いねうえてどこの田んぼも緑色
高崎多胡小6年 斎藤 駿成
海開き色さまざまなうきわがうかぶ
伊勢崎豊受小6年 町田 名帆
東慶寺あじさいさいて雨が降る
伊勢崎南小6年 島山あかり
声出すと音が切れてる扇風機
伊勢崎宮郷二小6年 設楽 昂汰
夏休み宿題たまる汗たまる
玉村南小6年 土屋 一沙
太陽が心を燃やす夏の朝
玉村南小6年 鷲尾 弘輔
梨の実の成長観察通学路
前橋木瀬中1年 赤沢 杏奈
ウォークラリー深い緑と鳥の声
伊勢崎四中1年 斉藤 愛琴
短冊に願い事したため眠る夜
沼田南中1年 宮沢 一生
七夕に近づく今日も雨模様
甘楽二中1年 中野 結月
梅のみのかおりただよう夜道かな
東吾妻中2年 小林 愛斗
榛名富士上で歌った校歌かな
東吾妻中2年 藤田 鉄矢