鈴木伸一選

2015年11月19日上毛新聞掲載


かぜさんといっしょにはしるぞ一ねんせい
前橋山王小1年 えざわみほ
【評】かぜをなかまにして、げんきよくはしる一ねんせいのこどもたち。かぜのちからで、ぐんぐんとはしれそうです。
どんぐりがあきのこうえんであそんでる
前橋荒子小2年 いいづかすず
【評】ドングリがあそんでいるという言いかたが楽しいですね。もちろん、すずさんもいっしょにあそんでいるのです。
いもうとがむいたぶどうはでこぼこだ
前橋山王小2年 いわぬまみさき
【評】おさない妹さんは、じょうずにブドウのかわがむけません。でも、でこぼこの実が、かえってほほえましいです。
さむくてもうしはぽかぽかあったかい
東吾妻坂上小2年 成瀬 ルナ
【評】じっさいにウシにふれてみて、はじめて書けるはいくです。こういうたいけんが、はいくをいきいきとさせます。
新しい漢字で頭がごちゃごちゃだ
伊勢崎赤堀東小3年 高柳 みう
【評】新しくならう漢字が多くてたいへんだけど、みうさんはがんばっておぼえていることが、ちゃんとわかりますよ。
ばあちゃんちくりがいっぱいおちている
伊勢崎境小3年 たきざわゆうた
【評】たくさんの落ちグリを見るのが、おばあちゃんの家に行く楽しみなのです。もちろん、食べるのも楽しみですね。
秋の風木がゆれている音だして
伊勢崎三郷小3年 松井 心奏(ここな)
【評】秋の終わりごろの、つめたく強い風という感じ。「音立てて」ではなく、「音だして」というのが印象的ですね。
空のくもあきはかたちがちがうんだ
伊勢崎あずま小4年 今井 雪花
【評】いわし雲をはじめ、たしかに秋の雲は独特の形をしているものが多いようです。いいところに気がつきましたね。
からっ風走ると音がうなってる
伊勢崎境采女小4年 高田 真吾
【評】からっ風の中で走ると、風音が一段と強く、まるでうなり声のように体中にひびきます。これは実感があります。
ランドセルあしたみにいくにちようび
太田世良田保育園年長 正田はるき
おはようとにわのやさいにこえかける
前橋山王小1年 みやしたあおい
ゆうやけをきれいというよあかとんぼ
高崎東小1年 小林 大誠
あきのよるかぜがふけばほしがながれる
伊勢崎赤堀東小1年 よしだしんじろう
やきいもをたべたらげんきとりもどす
伊勢崎あずま小1年 あいざわそうた
秋の朝みあげる雲と広い空
前橋天川小3年 福島  晴
あおい空みんながわらう一日に
前橋大胡東小3年 滝沢 遼介
一人より二人でわらう帰り道
前橋山王小3年 中島みなみ
さむいけどそらはあおくてしあわせだ
前橋下川淵小3年 田々木理聖
休み時間元気いっぱい風がふく
前橋城南小3年 長谷川綺星
コスモスが風にゆられてさむそうだ
高崎長野小3年 とみおかまひろ
休みの日外出て感じる冬の風
伊勢崎赤堀東小3年 前ざわるあ
校庭でハードルやった秋の空
伊勢崎赤堀南小3年 こじま歌音
公園がもうすぐ真っ赤になりそうだ
伊勢崎境小3年 白石 悠貴
秋の風ゆう日にそってふいてるよ
高崎片岡小4年 大村 ゆい
風が通る草木をしゃらとゆらしながら
伊勢崎あずま小4年 からさわ大き