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| 2001 / 12 / 14付 |
| ベンチャー企業成功の道を語る 前橋で沖社長 |
群馬政経懇話会の十二月例会が十三日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、ハウスクリーニング業のフラオ・グルッペ社の沖幸子社長が「ベンチャーな日々―そうじをビジネスに」と題して、小さな会社を成功に導くまでの道のりを講演した。
沖社長は兵庫県生まれで神戸大教育学部卒。全日空スチュワーデス、洗剤メーカー研究所を経てドイツなどで生活マーケティングを学んだ。ドイツの窓ふき業務にヒントを得て帰国後の一九八七年、グルッペ社を設立した。
講演では、家事の中でも掃除は重労働で、社会の高齢化が進めば有望な仕事になると見込んだものの、会社設立直後は客が一人もおらず、厳しい状態が続いたと語った。
ところが、宣伝を兼ねて「家事大学」という講座を開いたところ、主婦たちが集まって口コミで仕事が増え、今では三百人余りの社員を抱える会社に発展したことを報告。「小さく産んで大きく育てるのがベンチャーだが、それにはサポーターが必要。特に女性に支持されれば、うまくいく」と成功の秘けつを語り、参加者を引き付けた。 |
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| 2001 / 11 / 16付 |
| 吉田教授がテロ後語る |
群馬政経懇話会十一月例会が十五日、前橋市大友町のマーキュリーホテルに吉田康彦大阪経法大学教授を招いて開かれ、「テロ根絶の課題と日本の役割〜米国の報復戦争の行方」と題した講演に熱心に聞き入った。
吉田教授はNHKジュネーブ支局長、国際局報道部次長を経て国連に勤務。国連本部主任報道官、国際原子力機関広報部長などを歴任した。
吉田教授は、九月の米中枢同時テロ後の世界情勢や、テロリズムと戦争の違いなどを説明。「九月の出来事はテロだが、米国は戦争と定義しアフガニスタンを攻めている。報復の対象が国家ではなく、テロ集団であることが特徴で『新しい戦争』と言える」と指摘した。また、「文明の衝突」論を紹介し、世界の異なる文明圏の間で対立が生まれる可能性にも触れた。 |
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| 2001 / 10 / 24付 |
| 日本経済再生のシナリオ語る 前橋で浜主席研究員 |
群馬政経懇話会の十月例会が二十三日、前橋・マーキュリーホテルで開かれ、三菱総研の浜矩子・主席研究員が「これからの日本経済のシナリオ」のテーマで講演。デフレから脱却して再生を目指す道筋について語った。
浜主席研究員は東京都出身。一橋大卒業後、三菱総研に入社。ロンドン駐在員事務所長などを経て、現在は政策・経済研究センター主席研究員。講演で浜主席研究員は米の同時多発テロ事件に触れ「この事件でドルが危険度の高いリスク通貨になり、米の一人勝ち時代は終わった」ことを指摘。その上で、世界恐慌を防ぐために最大の債権国である日本が構造改革を進め、経済を再生させることの重要性を強調した。
日本経済の現状については、「効果の薄い公共事業に頼り続けた結果、平成デフレの毒が体じゅうに回ってしまっている」と分析。再生へのシナリオとして(1)貯蓄不足対応型から貯蓄超過対応型に転換し、調達から運用の金融に切り替える(2)集権的管理から競争的な分権への移行―の二点が大切だと訴えた。 |
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| 2001 / 09 / 13付 |
| 「小泉改革」で福岡教授講演 前橋 |
群馬政経懇話会の九月例会が十二日、前橋市大友町の前橋マーキュリーホテルで開かれ、栃木県・白鴎大学法学部の福岡政行教授が「小泉改革と秋の政局」のテーマで講演した。
福岡教授は早稲田大学大学院博士課程修了。明治学院大学、駒澤大学講師などを経て現在に至る。フィールドワークを中心にした選挙分析に定評があり、テレビや雑誌などのメディアで活躍している。
八十人の参加者を前に福岡教授は、日本経済について「深刻なデフレ、公共事業にたよるゼネコン、進むIT化と国際化の三重苦」と指摘。構造改革とともに早急な景気対策が必要と話した。
また、小泉内閣について、四月の内閣誕生、七月の参院選、今秋の政変、次の総選挙の四幕構成と説明。「株価が一万円を切り、大企業が倒産し、内閣支持率が五〇%割った時が決断する時」と話し、「政局のキーパーソンは古賀誠」と話した。 |
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| 2001 / 07 / 28付 |
| イタリア音楽演奏会や講演 前橋 |
群馬政経懇話会と女性懇話会は二十七日、前橋市大友町の前橋マーキュリーホテルで合同の七月例会を開き、「イタリア名曲を歌う」と題するコンサートや講演を行った。日本を代表するテノール歌手、樋口達哉さんの美しい歌声に参加した百二十人がうっとりと聴き入った。
第一部でピアニストの池田潤子さん、バイオリニストの岡本しおりさんが「タイスの瞑(めい)想曲」「カンタービレニ長調」などを演奏。続いて池田さんと岡本さんの伴奏で樋口さんが「ガンジス川に陽が昇り」「帰れソレントへ」「カタリ」など六曲を歌い上げた。
樋口さんは「イタリアを一言で表わすと“歌って、食べて、恋をして”」と話し、四年半になるイタリア生活を語った。また、元駐イタリア大使で「日本におけるイタリア2001年」の総括責任者の英正道さんが講演した。
参加した会員たちは、うっとりと聴き入ったり、陽気なトークに笑ったりの楽しい時間を過ごした。 |
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| 2001 / 06 / 16付 |
| 日本経済の現状 山家教授が講演 群馬政経懇話会から 前橋 |
群馬政経懇話会の六月例会が十五日、前橋市大友町の前橋マーキュリーホテルで開かれ、神戸大経済学部の山家悠紀夫教授が「日本経済、本当はどうなのか」のテーマで講演した。
山家教授は神戸大卒。第一銀行調査部長、第一勧銀総合研究所専務理事などを経て現職。七十人余りの参加者を前に山家教授はまず、小泉内閣が推進する構造改革について「企業などものを作る側を元気にさせるための改革」と、狙いや特徴を説明した。
続いてバブル崩壊後の「失われた九○年代」を振り返り、金融ビッググバン、消費税率引き上げ、為替変動などの影響について解説。日本経済の現状について、昨年は企業の求人が増えるなど好材料があったが、それが個人まで波及しなかったことを指摘。「個人所得が増えていないため消費が低迷し、景気の失速につながっている」などと分析した。 |
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| 2001 / 05 / 12付 |
| 小泉政権を辛目に分析 ジャーナリストの歳川さん 群馬政経懇話会から |
群馬政経懇話会は十一日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで五月定例会を開いた。インサイドライン編集長の歳川隆雄さんを講師に招き、「新政権と新日米関係」の講演会を行った。
歳川さんは週刊誌記者を経て一九八一年から、フリージャーナリストとして日米関係や朝鮮半島問題で多くの論文や著作を発表している。テレビやラジオ、雑誌などで活躍中の気鋭ジャーナリスト。
歳川さんは、各新聞社が調査した小泉内閣の高支持率の理由を「小泉氏の特異なキャラクターと田中真紀子氏の存在」と説明。小泉政権を「ポピュリズム(大衆迎合)政権」と呼び、辛目に分析した。また、日米関係について「田中真紀子外務大臣と対米関係はどうなるのか」と問いかけた。
参加した会員はメモを取りながら、熱心に歳川さんの話に耳を傾けていた。 |
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| 2001 / 04 / 13付 |
| リーダーの条件を講演 「選択」前編集長の飯塚氏 |
群馬政経懇話会は十二日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで四月例会を開き、選択出版代表取締役で総合情報誌「選択」前編集長の飯塚昭男氏を招いて講演会を行った。演題は「リーダーの条件〜経営者にいま一番求められるものは」で、八十人が熱心に耳を傾けた。
飯塚氏は一九五九年、早稲田大学を卒業し雑誌「財界」記者、編集長を経て選択出版を設立、「選択」を創刊した。現在は、経営とともに執筆、講演活動を行っている。
講演で、飯塚氏は「構造改革が今年のキーワードになる」として、時代が求めるリーダーのあるべき姿を説いた。この中で「社会が流動化してくるとトップへの比重が高くなる。経営者に今一番求められるものは、現状打破の精神と未来への確信をもったビジョン設定、今までのものを見直す取捨選択の決断力などがある」などと話した。 |
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| 2001 / 03 / 10付 |
| イタリアと日本企業の違い説明 東レ経営研小林さん講演 |
群馬政経懇話会三月例会が九日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、同市出身で東レ経営研究所・小林イタリアオフィス代表の小林元(はじめ)さんが「イタリアの物づくりの強さの秘密」の題で講演した。
小林さんは慶大経済学部を卒業し、一九六二年に東レに入社。同社がミラノに設立した人工スエードの製造販売会社の副社長を勤めた経験などをもとに、イタリア流の商品開発やマーケティング手法などを紹介した。
七十人が参加した講演で、まずイタリア人の仕事に対するバイタリティーの強さに触れ、会議では役職の上下にかかわらず激しく議論し結論を先送りしないなど、日本企業との違いを説明した。
さらに、イタリアは商品開発で個性を重視する消費者本位の発想を大切にすることを強調。「色やスタイル、遊び心をかき立てるものなど、何よりも独創性を売り出すよう努力している」と、商品づくりの強さの理由について語った。 |
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