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>>【群馬政経懇話会】2004年
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2004 / 12 / 16付
笑いの大切さを竜楽さん唱える
落語を披露する竜楽さん
    群馬政経懇話会の十二月例会が十五日、前橋市大友町の前橋マーキュリーホテルで開かれた。落語家の三遊亭竜楽(本名・柳井淳嘉)さんが「笑いとコミュニケーション」をテーマに講演した。
 講演は、約六十人が参加。竜楽さんは古典落語の小話を交えながら、テンポ良く持論を展開。ユーモアやウイットなど笑いの種類を説明した上で「笑いに転化して人と接すれば、それが活力となって豊かな生活につながる」と、日常生活で笑いの大切さを唱えた。
 竜楽さんは前橋市生まれ。大学卒業後、三遊亭円楽に入門し、一九九二年に真打ちに昇進。中央大学学員講師として各地で講演を行っているほか、日本放送作家協会会員を務める。日本脚本家連盟にも所属。
 群馬政経懇話会と女性懇話会の一月合同例会は一月二十六日正午から同ホテルで開催。前内閣官房参与の中山恭子さんが「拉致問題にかかわって」と題して講演する。

2004 / 11 / 18付
《政経懇・女性懇合同例会》 政治評論家の森田さん講演
講演する森田さん
    群馬政経・女性懇話会の合同例会が十七日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれた。政治評論家、森田実さんが「日本再生のために、いま何が必要か」と題して講演、参加した百五人が熱心に聞き入った。
 森田さんは深刻化するイラク戦争について、これまでの歴史を振り返り「大国は戦争を続けることで疲弊するのが基本的なパターン。(アメリカも)戦争を長期的に続けると、国力を低下させる」との見解を示した。
 さらに国・地方の三位一体改革や郵政民営化などに言及。三位一体改革は「総務省と財務省の明確な意思統一が図れないまま、一人歩きしてしまった」と指摘。「地方交付税を減らすために地方だけがカットするのはおかしい。中央も減らさないと富の偏重が出る」と持論を展開した。
 森田さんは静岡県出身。日本評論社出版部長や「経済セミナー」編集長などを経て、著作や論文の発表に励んでいる。専門は政治動向分析。主な著書に「森田実 時代を斬る」や「森田実政治評論集」「政官革命を起こせ」などがある。

2004 / 10 / 26付
市町村合併を戸所さん解説
市町村合併について
講演する戸所さん
    群馬政経懇話会の十月例会が二十五日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、高崎経済大教授の戸所隆さんが「未来を切り開く市町村合併」のテーマで講演した。
 戸所さんは、優遇措置を設け、期限を区切って合併を推進しようとする国のアメとムチの政策や「地方は人材供給地から脱却する必要がある」など平成の大合併の意味するものについて解説。
 特に、新しい時代を先導する地域リーダーの確保や後継者の育つ地域社会の創造につながる市町村合併の重要さを強調、出席した約六十人は熱心に耳を傾けていた。
 戸所さんは前橋市生まれ。立命館大大学院修了。同大文学部地理学科教授を経て現職。国の経済審議会、国会等移転審議会などの専門委員を歴任している。
 次回は群馬政経懇話会と女性懇話会の合同例会として、十一月十七日に同ホテルで開催。講師は政治評論家の森田実さんで「日本再生のために、いま何が必要か」のテーマで講演する。

2004 / 09 / 22付
日本のスポーツテーマに講演 前橋で西田さん
講演する西田さん
    群馬政経懇話会の九月例会が二十一日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、スポーツ・アナリストの西田善夫さんが「どうなる日本のスポーツ界」と題して講演、約六十人がなじみのある語りに耳を傾けた。
 西田さんは過去のオリンピックを振り返り、舞台裏で繰り広げられる国家間の駆け引きやスポーツと企業のかかわりなどについて紹介。「オリンピックにも国際政治があり経済がある」と語った。また、プロ野球界の混乱について触れ、スポーツジャーナリズムの一方的な企業の糾(きゅう)弾に疑問を投げかけた。
 西田さんはNHK入局後、スポーツ放送一筋でプロ野球や高校野球、五輪の実況放送を担当。現在は東京都北区教育委員会委員長などを務める。
 十月例会は十月二十五日正午から、同ホテルで開かれる。講師は高崎経済大の戸所隆教授。「未来を切り拓く市町村合併」をテーマに講演する。

2004 / 08 / 26付
《政経懇・女性懇合同例会》出会いの大切さ強調 元NHKアナ・吉川さん
出会いについて語る吉川さん
  群馬女性懇話会の七月例会が十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、「峠の釜めし」で知られる元荻野屋副社長の田中トモミさんが「わが人生」のテーマで講演した。
 田中さんは「人生一期一会をモットーに生きている。一期一会とは、置かれた場所でいつも一生懸命頑張るということだ」と説明。また、健康についても持論を語り、長年取り組んでいる真向法の体操を披露した。会場は田中さんのユーモアあふれる軽快な話に終始和やかな雰囲気だった。
 田中さんは山梨県生まれ、現東京女子体育大卒。一九五一年から信越線横川駅の駅弁当屋「荻野屋」で、さまざまな苦難を重ねたのち、峠の釜めしの大ヒットで駅弁売り上げ日本一を記録した。
 八月例会は群馬政経懇話会と女性懇話会の合同例会として八月二十五日に同ホテルで開催。講師は元NHKアナウンサーで、歌手の吉川精一さんで、演題は「人生いつもありがとう―涙と笑いの九十分」。

2004 / 07 / 23付
健康づくりテーマに講演 群大教授・山西さん
「1日に何度も体を
伸ばすことを習慣に」
と話す山西さん
  群馬政経懇話会の七月例会が二十二日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、群馬大学教育学部教授の山西哲郎さんが「スローライフと健康づくり」をテーマに講演し、五十五人が参加した。
 山西さんは「体のすべてをコントロールするのは脳」と話し、活性化の必要性を強調。気分が良いときは頭が働いている証拠だと説明した。参加者は、山西さんの勧める「気晴らしプログラム」のストレッチや呼吸法を実践、健康づくりのヒントを学んでいた。
 山西さんは鳥取県出身。東京教育大学大学院修士課程修了。学生時代、箱根駅伝の選手として活躍した。現在はNPOスポーツスピークス理事長、日本市民スポーツ海外交流協会理事長。ランニングやウオーキング、自然体験の指導など幅広い活動を行っている。
 八月例会は群馬政経懇話会と女性懇話会の合同例会として、八月二十五日に同ホテルで開催。講師は元NHKアナウンサーで歌手の吉川精一さん。演題は「人生はいつもありがとう―涙と笑いの九十分」。

2004 / 06 / 17付
年金テーマに木村さん講演
講演する木村さん
  群馬政経懇話会の六月例会が十六日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、地方財政審議会委員で、元奈良女子大教授の木村陽子さんが「ここがポイント!年金改革」をテーマに講演した。
 懇話会には六十五人が出席。木村さんは公的年金制度について説明、国民年金の未払い者の増加に伴なう空洞化だけでなく、パートタイマーの増加で厚生年金の空洞化も進んでいる現状を解説した。
 また、確定拠出年金か確定給付年金か、家族の多様化にどう対応するか、パートの年金加入などの視点で、年金改革のポイントについて語った。
 木村さんは同大卒業。専門は地方財政や年金、ミドルエイジからのライフスタイルなど。著書に「自分を守るための年金知識」や「福祉は投資である」などがある。
 七月例会は七月二十二日正午から、同ホテルで開かれる。講師は群馬大教育学部教授の山西哲郎教授。「スローライフと健康づくり」をテーマに講演する。

2004 / 05 / 20付
《政経懇・女性懇合同例会》佐高さんが講演 前橋
講演する佐高さん
  群馬政経懇話会と群馬女性懇話会の五月合同例会が十九日、前橋市大友町の前橋マーキュリーホテルで開かれた。評論家の佐高信さんが「いま、日本を読む」と題して講演し、出席した約百十人はメモを取るなどしながら、真剣な表情で熱心に聞き入った。
 佐高さんは山形県出身。大学を卒業し、高校教師を務めた後、上京し経済誌「現代ビジョン」編集長を経て、評論家として独立した。専門は経済・政治分析で、著書に「日本は頭から腐る」や「人間を読む旅」、「日本企業の表と裏」などがある。
 講演の中で、佐高さんは日本が直面している政治や経済問題など多岐にわたって持論を展開した上で、「政治家は人柄で判断するのではなく、何をやったかで裁かれるべき」と強調した。

2004 / 04 / 22付
市町村合併とまちづくり 横道清孝さん講演
 群馬政経懇話会の四月例会が二十一日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、政策研究大学院大学教授の横道清孝さんが「市町村合併と21世紀のまちづくり」をテーマに講演した。出席した六十五人はメモを取るなど、真剣な表情で熱心に聞き入った。
 横道さんは自治省入省後、和歌山県地方課長や埼玉大学大学院助教授などを経て現職。専門は地方自治論と市町村合併で、「広域市町村圏からみた市町村合併」などの著書や論文がある。
 講演で、横道さんは明治や昭和の大合併における時代背景などについて丁寧に説明した後、平成の大合併について言及。「フルセット主義や横並び主義から脱却し、高齢社会を乗り切れる市町村づくりが必要」と強調した。
 次回例会(五月十九日)は、評論家の佐高信さんが「いま、日本を読む」と題して講演する。

2004 / 03 / 26付
イラク再建の重要性を強調 西元徹也さん講演
 群馬政経懇話会の三月例会が二十五日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、元防衛庁統合幕僚会議議長の西元徹也さんが「イラク情勢と日本の立場」のテーマで講演。参加した七十五人が熱心に耳を傾けた。
 西元さんは、イラクの再建復興について国論は二分しているとし、(1)イラク戦争に大義は無かった(2)イラク国民の大半が米英の統治に反対―など五つの論点を挙げ解説。
 フセイン政権が自国民に行った残虐非道な行為や、国際社会に対し大量破壊兵器を持っているのか、いないのかあいまいな態度を取り続けてきたことを踏まえ、大義はあったと主張した。
 また、イラク復興が失敗した場合、米国の威信が失墜。「米国の重石がとれることで無法国家と国際テロ組織の活動が活発化することは間違いない」とし、イラク再建の重要性を強調した。
 西元さんは鹿児島県出身。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。陸上幕僚長などを経て、同会議議長を務めた。専門は安全保障や防衛問題。
 四月例会は二十一日正午から開かれ、政策研究大学院大学教授の横道清孝さんが「市町村合併と二十一世紀のまちづくり」と題して講演する。

2004 / 02 / 25付
「選択の自由が消費者に大切」 前橋で中沢さん講演
 群馬政経懇話会の二月例会が二十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれた。姫路工業大教授で経済評論家の中沢孝夫さん(大間々町出身)が「元気な中小企業の秘密とは」をテーマに語り、約六十五人が話に聞き入った。
 中沢さんは「日本の製造業が空洞化しているとの考えは偏っている」と主張。アジアに流出しているのではなく、あふれ出ていると指摘した。
 中心市街地の活性化について、同業者との競争の重要性を強調。「あそこには負けないという気持ちで差別化を図り、消費者に選択の自由を与えることが大切」と訴えた。
 中沢さんは全逓労組中央本部勤務を経て、立教大法学部を卒業。地域経済論、中小企業論を専門としている。一九九二年度に高橋亀吉賞を受賞。著書に「中小企業新時代」、「変わる商店街」などがある。
 三月例会は二十五日正午から開かれ、元防衛庁統合幕僚会議議長の西元徹也さんが「イラク情勢と日本の立場」と題して講演する。

2004 / 01 / 27付
《政経懇・女性懇合同例会》「映画通して日本知った」 篠田さんが講演
 群馬政経懇話会と女性懇話会の一月合同例会が二十六日、前橋市のマーキュリーホテルで開かれ、映画監督の篠田正浩さんが「映画と歩んだ道」をテーマに講演した。
 今回は約百二十人が参加。両会の会長を務める高橋康三上毛新聞社社長が「今年も皆さんの協力を得ながら、タイムリーな企画をやりたい」とあいさつした後、篠田さんがユーモアあふれる話を披露した。
 篠田さんは浮世絵が上流階級ではなく、一般民衆の文化になっていたことを指摘。映画「写楽」などを製作した時に「日本人の市民社会がいかにすごいかを思い知った」と語った。
 映画の題材にもなった国際スパイ事件「ゾルゲ事件」や満州事変などの歴史的背景についても触れ、「私にとって映画とは日本を知り、日本を愛するということだった」と話した。
 篠田さんは岐阜県出身。早稲田大文学部卒業後、松竹撮影所に助監督として入社、「恋の片道切符」で監督。主な作品に「心中天網島」「瀬戸内少年野球団」「舞姫」などがある。