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>>【群馬政経懇話会】2005年
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2005/11/18付
ストレス社会の対処法アドバイス 高田名誉教授が講演
ストレスや脳の働きなどについて
説明する高田さん
 群馬政経懇話会の十一月例会が十七日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、浜松医科大名誉教授の高田明和さんが「ストレス社会を生き抜く脳をつくる」と題して講演した。五十五人が出席し、メモを取りながら熱心に耳を傾けた。
  高田さんは、「ストレスは非常に忙しいというだけではたまらず、価値観がぐらつく時などに高まる。この時、自分自身の物事の解釈の仕方が大切」と説明した。
  ストレスをためない脳の活性化の方法として(1)歩いたり、指を使うなどして体を動かし記憶の細胞を増やす(2)引きこもらず刺激のある環境を大切にする(3)楽しく頭を使う―ことを挙げた。
  また、ストレス社会の対処法として「日常生活の中で姿勢を正し、呼吸をゆっくりとする時間を持つことが、心も体も傷つけない秘訣(ひけつ)」とアドバイスした。
  高田さんは一九三五年、静岡県生まれ。慶応大医学部卒。ニューヨーク州立大助教授や砂糖を科学する会代表などを歴任した。著書に「40歳過ぎての賢い脳の作り方」「あなたの病気には意味がある」などがある。

2005/10/25付
登録へ県民団結を 富岡製糸場世界遺産伝道師協会長の近藤さん
「群馬をもう一度見つめ直すべきだ」
と語る近藤さん
   群馬政経懇話会の十月例会が二十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、富岡製糸場世界遺産伝道師協会長の近藤功さんが「富岡製糸場を世界遺産に」と題して講演した。
  近藤さんは、現在百三十七の国と地域に八百十二件あり、日本では十三カ所が登録されている世界遺産について説明。富岡製糸場が世界遺産に登録されるためには、同製糸場だけでなく、県内の養蚕・製糸・織物など各種の近代化遺産を複合的に組み合わせることの重要性を語り、「二百万県民が心を一つにしてまい進することが大切」と主張した。
  近藤さんは一九四〇年、前橋市生まれ。高校教諭として、中央高校に勤務。県教育委員会文化財保護課課長補佐を経て県埋蔵文化財調査センター所長、埋蔵文化財調査事業団事務局長。高崎北高校長、伊勢崎女子高校長を歴任し、二〇〇四年八月から現職。

2005/9/28付
《政懇・女性懇合同例会から》小泉政権の今後解説 日刊現代の二木さん改革はお題目だけ
今後の政局について語る二木さん
   群馬政経懇話会・女性懇話会の九月合同例会が二十七日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、日刊現代ニュース編集部長の二木啓孝さんが「総選挙後の政局」のテーマで講演。参加した百十人が熱心に耳を傾けた。
  二木さんは「小泉政治は抵抗勢力をつくり世論に訴えていくのが手法」と説明し、衆院の三分の二の議席を確保し、抵抗勢力がいなくなった小泉政権の今後について解説。
  「郵政民営化後の課題として、年金や公務員改革などを挙げているが具体性に乏しく、総裁の任期の切れる今後一年間、内政はお題目に終わるのではないか」と語った。
  二木さんは鹿児島県出身。週刊ポストの記者を経て日刊現代に入社。一九九五年から現職。政治、事件、宗教問題などをテーマに取材、執筆。著書に「永田町の通信簿」などがある。

2005/8/25付
中小企業はPR大事 中村助教授 生き残り戦略指南
会社の生き残り策を語る中村さん
   群馬政経懇話会の八月例会が二十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、日本福祉大経済学部助教授の中村智彦さんが「中小企業の生き残り戦略―営業力をいかに強化するか」と題して講演した。
  講演では、中村さんが見聞きした国内の中小企業の成功・失敗例について取り上げ、「まずは現状と周囲の変化に敏感になることが大切」と語った。そして、会社の生き残り策として、「(自分の会社の)名前を覚えてもらうための営業力強化と、会社独自の『一押し』を見つけることが必要」とまとめた。
  中村さんは東京都出身。上智大を卒業後、タイ国際航空日本支社勤務。一九九九年に名古屋大大学院国際開発研究科博士課程を修了し、二〇〇一年から現職。中小企業問題の現場に精通し、提言を行う若手論客。論文に「地域活性化と中小企業の国際化」「ボーダレス時代と中小企業の国際競争力」などがある。

2005/7/21付
日中間の問題は冷静な対応必要 朱建栄教授
日中間の問題を解説する朱さん
   群馬政経懇話会の七月例会が二十日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、東洋学園大学教授の朱建栄さんが「中国の現実とこれからの日中関係」と題して講演した。
  朱さんは、日中の関係について、教科書などの歴史問題、尖閣諸島など地理的な条件で生まれる問題、密入国や知的所有権といった両国の関係が深くなったことで生じる問題などに整理。摩擦の表面化を「両国の関係が拡大したことの表れ」と指摘した。
  今後の関係については、「自国のものさしで測るのではなく、国際的な仲裁を求めるなど、冷静に解決していくことが必要」と述べた。
  朱さんは、一九八一年に中国華東師範大学外国語学部日本文学科を卒業後、八六年に来日。最近の日中関係について、テレビや新聞、雑誌などで分析を行っている。

2005/5/19 付
小泉政権と日中韓の関係 前橋で歳川さん講演
小泉政権などについて
熱弁を振るう歳川さん
   群馬政経懇話会・女性懇話会の五月合同例会が十八日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、インサイドライン編集長の歳川隆雄さんが「小泉政権と日中、日韓関係」と題して講演した。
  講演では、小泉政権について最近のエピソードを踏まえて講演。「小泉政権が長続きしているのは外交関係で点数を稼いでいるから」と語り、ブッシュ大統領との関係などを分かりやすく説明した。また、日本の国連安保理常任理事国入りをめぐっての日中・日韓関係や、竹島、靖国問題について、「日中間で徹底的に論議しないとだめ」と評した。
  歳川さんは東京都出身。週刊ポスト記者を経て、現在会員制の月刊誌「インサイドライン」の編集長を務めている。また、東洋経済アメリカ発行の「The Oriental Economist Report」の東京支局長として経済問題にも精通している。著書に「永田町動乱」や「疑惑官僚」などがある。

2005/4/21付
プロ野球改革に 積極的な姿勢を前橋で野崎さん講演
 群馬政経懇話会の四月例会が二十日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、スポーツ評論家の野崎靖博さんが「日本プロ野球の行方」のテーマで講演した。
  野崎さんは昨年までのプロ野球の問題点を巨人依存、プロ・アマ規定、国際化への対応の遅れなど「閉鎖性」にあるとした上で、新規参入、交流試合など新たな試みを始める今年のプロ野球に対し「積極的に改革する姿勢を見せてほしい。ことし一年の結果次第で昨年のように球界が揺れる」と警鐘を鳴らした。
  また、メジャーリーグを例に挙げ「メジャーリーグは時代とともに進化をしてきた。日本のプロ野球も変わることを大いに期待している」と話した。
  野崎さんは中央大学卒業後、日刊スポーツ入社。野球部で巨人、西武、大洋(現横浜)などを担当。野球部次長、野球部長、スポーツ部長を経て、一九八九年編集委員となった。

2005/3/17付
「潤沢な企業資金が今後の景気の鍵」 前橋で中島さん講演
日本経済などについて語る
中島厚志さん
   群馬政経懇話会の三月例会が十六日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、みずほ総合研究所専務執行役員の中島厚志さんが「回復する日本経済、注目される中国経済」のテーマで講演した。
  中島さんは「デジタル家電ブームや好調な中国経済を背景に、日本の景気はしっかり下支えされている。企業の潤沢な資金がいかに活用されるかが、今後の景気の鍵を握っている」と、ライブドアなど企業の事例を挙げながら解説。出席した約六十人は熱心に耳を傾けていた。
  中島さんは東大卒業後、旧日本興業銀行に入行。パリ支店長などを歴任し、三行合併により二〇〇二年、みずほ総合研究所執行役員となった。著書に「日本経済はこう変わる」などがある。

2005/2/18付
郵政民営化と小泉政権を解説 前橋で塩田さん講演
郵政民営化などについて
講演する塩田さん
   群馬政経懇話会の二月例会が十七日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、ノンフィクション作家で評論家の塩田潮さんが「攻防・郵政戦争―どうなる小泉政権」のテーマで講演した。
  塩田さんは、小泉純一郎首相が郵政民営化にこだわる理由や今なぜ民営化かなどについて解説。民営化実現へ向けた賛成、反対派の妥協の仕方として「民営化を認めることで小泉首相の花道とすること」などを上げた。
  塩田さんは高知県出身。慶応大卒。文芸春秋記者などを務めた後独立、ノンフィクション作家となる。専門は現代政治、官僚論、日米関係など。著書に「大蔵事務次官の戦い」などがある。

2005/1/27付
《政懇・女性懇合同例会から》国民の覚悟こそ北朝鮮動かす力 中山前参与が講演
「経済措置はあすにでもできる準備が必要」
と話す中山前参与
   群馬政経懇話会・女性懇話会の一月合同例会が二十六日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで行われ、前内閣官房参与の中山恭子さんが「拉致問題にかかわって」と題して講演した。
  中山さんは二〇〇二年九月に同参与に就任。就任翌日には拉致被害者家族会と初対面し、以後二年間、拉致問題にかかわった。
  中山さんは、拉致被害者と家族の帰国をめぐる政府と北朝鮮との駆け引きや、交渉を見守る家族の様子などを紹介。家族会の発言に触れ「ときには厳しい内容もあるが長年のつらい思いからでるもの」と理解を求めた。
  さらに「拉致は国際社会において許されない犯罪行為。一人ひとりが国家の問題としてとらえ、拉致被害者を取り戻すという覚悟が北を動かす大きな力となる」と呼び掛けた。
  この日は中山さんの誕生日。「出身校のあるふるさとで迎えられうれしい」と喜びを語った。
  中山さんは東京都出身。前橋女子高、東京大学文学部卒業後、大蔵省入省。大臣官房審議官、国際交流基金常務理事などを経てウズベキスタン大使。退官後、〇四年九月まで内閣官房参与。