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| 2003 / 12 / 17付 |
| 古美術品の価値安河内さん語る |
群馬女性懇話会の十二月例会が十六日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、美術商の安河内真美さんが「古美術の価値と価格」をテーマに講演した。
安河内さんは骨とう品などを鑑定するテレビ番組で鑑定士として活躍中。番組収録の話を交え「古美術品の価値と価格は必ずしも一致しない。自分の感性に響くかどうかが大切」と話すと、三十五人の参加者は大きくうなずいていた。また、安河内さんは贋がん作を見破る方法を伝授するなど鑑定の極意を披露した。
安河内さんは一九八〇年に東京の美術商・平山堂に就職。江戸時代の古画などの鑑定で手腕を発揮、九六年からはテレビ出演をしている。 |
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| 2003 / 11 / 20付 |
| 日航機事故の身元確認語る 作家の飯塚さん |
群馬女性懇話会の十一月例会が十九日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、元県警警察官で作家の飯塚訓さん=富士見村小暮=が「生きるということ―日航機墜落事故・身元確認の体験から」をテーマに講演した。
一九八五年に発生した日航機墜落事故当時に高崎署刑事官だった飯塚さんは、身元確認班長を務めた体験談を披露。四〇度を超える暑さや悪臭と闘いながら確認作業をした話に、集まった約四十人の参加者は固唾(かたず)をのんで聴き入っていた。
また、遺族と会った時に「普通というもののレベルは、いかに高いか知った」という話を聞いたことにも触れ、命を大事にして目標を持って生きることの大切さを語った。
飯塚さんは一九三七年榛名町に生まれ、日本大法学部を卒業。県警に採用され、渋川署長、警察学校長などを歴任し、九六年に退官した。著書に「墜落遺体」「完全自供」などがあり、十二月五日には「『油断大敵』刑事部屋事件簿」(文春文庫)の発売が予定されている。 |
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| 2003 / 09 / 20付 |
| 半島情勢の変化など紹介 立大の李教授 群馬女性懇話会例会から |
群馬女性懇話会の九月例会が十九日、前橋市古市町のウエルシティー前橋で開かれ、李鍾元・立教大法学部教授が「朝鮮半島情勢と日韓の連携」と題して講演、三十五人が熱心に耳を傾けた。
李教授は日韓関係について、両国間の往来が二〇〇一年に年間三百五十万人を突破したことから「一日約一万人が往来する時代。抽象的な関係から具体的な関係に移行し、急速に近づいている。韓国の若者の好感度も周辺国では日本が最も高い」と紹介。
また、韓国に北朝鮮の情報が伝わるようになってきたことを踏まえ、「韓国の人々が北朝鮮の実態を把握し、GNPなど格差が歴然としてきたことを認識。以前のような脅威とは思わなくなっている」と分析した。
拉致問題の浮上で、日本では北朝鮮への脅威が広がりつつあるが、一方韓国では北朝鮮の変化を感じているという。李教授は「日韓で北朝鮮への見方が異なっている。その認識の違いをいかに狭め、脅威をどのような道筋で変えていくかが課題」と述べた。 |
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| 2003 / 07 / 24付 |
| 中高校生らの性問題を語る 前橋で北村さん講演 |
群馬女性懇話会の七月例会が二十三日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫さんが「現代っ子と性教育」をテーマに講演した。
北村さんはスクリーンを使いながら、相談活動の体験談などを披露。中高校生らが抱える性の悩みについて触れ「きちっとした情報が提供されれば、悩む必要はない」と話した。性行動の低年齢化が加速しているというグラフを説明すると、集まった四十人の参加者は驚きの表情を見せ、話に聞き入っていた。
北村さんは一九五一年生まれで、渋川市出身。自治医科大を卒業後、県庁に所属する傍ら、群馬大医学部婦人科教室で臨床を学んだ。八八年から同所長を務め、婦人科の診察や子どもたちからの電話相談を行っている。著書に「カラダの本」、「ティーンズ・ボディーブック」などがある。 |
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| 2003 / 06 / 27付 |
| 生きがい持つ暮らし勧める 前橋で久住さん講演 |
群馬女性懇話会の六月例会が二十六日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、人間総合科学大の久住真理理事長が、「生涯学習と人生」をテーマに講演した。
懇話会には約四十人が参加。久住さんは人間の欲求や脳の構成について説明しながら、「物質から心の豊かさを求める時代が来た」と指摘。よりよく生きるために、生きがいを持って暮らすことを勧めた。また、幼児虐待や少年犯罪が問題となっていることにも触れ、「解決の一つの方法は、もっと愛情を与えること。触れたり抱きしめたりすることが大切」と話した。
久住さんは早稲田鍼灸専門学校、昭和大医学部などで医療を学び、一九九一年に早稲田医療学園理事長に就任。三年前に人間総合科学大を設立した。著書に「新時代の“学び”考」などがある。 |
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| 2003 / 05 / 22付 |
| アレルギーと日本社会語る 前橋で藤田さん |
群馬女性懇話会の五月例会が二十一日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、寄生虫・免疫学を専門とする東京医科歯科大大学院の藤田紘一郎教授(63)が、「きれい社会の落とし穴」をテーマに講演した。
懇話会には会員約五十人が参加。藤田さんは、アレルギー病が増加したことなどに触れながら、日本人のきれい好きの功罪について熱弁。データや写真をスクリーンに映し、寄生虫とアレルギーの関係などを分かりやすく説明した。
「実は今、サナダムシを体の中で飼ってます」と暴露すると、会場から笑い声。ユニークな講演に、参加者は熱心に耳を傾けていた。
藤田さんは同大医学部を卒業。金沢医科大などの教授を経て、二〇〇〇年から現職。著書に「空飛ぶ寄生虫」「癒す水・蝕む水」などがある。 |
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| 2003 / 04 / 23付 |
| 新時代の資産形成展望ふまえ説明 田嶋さんが講演 |
群馬女性懇話会の四月例会が二十二日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、参加者四十二人が、経済ジャーナリスト田嶋智太郎さんの講演に、熱心に耳を傾けた。
「時代に打ち勝つ!新時代の資産形成」と題し、日本経済の低迷や金融システム不安を、今後の展望も踏まえて説明した。田嶋さんは「供給力が高く、需要力が低い今、株価や地価がこれ以上下がらないように、インフレ目標の導入と、為替が円安に向かうようにしなければならない」と説明。
また「預貯金だけに頼らず、財布のひもを少しゆるめて、お金を運用させることで、自己資産の拡大と景気回復につながる」と話した。 |
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| 2003 / 03 / 19付 |
| 江戸時代の離婚妻の承認必要 高木さんが講演 |
群馬女性懇話会三月例会が十八日、前橋市古市町のウェルシティ前橋で開かれ、四十五人が出席した。今回は、江戸時代の離婚について、尾島町の縁切寺満徳寺資料館長、高木侃さんが「泣いて笑って三くだり半〜江戸に学ぶ別れの美学」と題して講演した。
高木さんは、太田市石原町在住。関東短大教授などを経て専修大学法学部教授も務めている。著書には「三くだり半〜江戸の離婚と女性たち」(平凡社選書)、「縁切寺満徳寺の研究」(成文堂)などがある。
講演では、「離縁状を書くのは夫だが、一方的に理由もなしには離婚できず、妻の承諾が必要。妻からの飛び出し離婚も多かった」など、江戸時代は男女間、夫婦間は風通しのよい社会だったと話した。 |
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| 2003 / 02 / 22付 |
| 「100人の村」で持論を展開 前橋で池田さん講演 |
群馬女性懇話会の二月例会が二十一日、前橋・マーキュリーホテルで開かれ、翻訳家の池田香代子さんが「100人の村から見えてくるもの」と題して講演。参加者四十人に対して、世界を一つの村としてとらえた際の地域紛争の影響などについて語った。
池田さんは東京都生まれ。都立大人文学部卒業後、ドイツのエアランゲン大に留学した。著訳書に「世界がもし100人の村だったら」(マガジンハウス)、「子どもにはまだ早いグリム童話」(光文社)などがある。
池田さんはインターネットで流布していた「100人の村」の話を一冊にまとめた視点から、イラクやアフガニスタン問題などについて説明。イラク攻撃の是非をめぐって世界の世論が割れる中、日本が米国支持を打ち出したことで、親日感情を持っていたアラブ圏の人々が傷ついていることを指摘した。続いて女子教育が復活したアフガニスタンの学校の様子を報告。「女子が読み書きを学んで知識を得ることは人口抑制につながり、極貧を解決することにつながる」と語った。
(写真説明)講演する池田さん |
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