自噴湧出量日本一を誇る草津温泉。その噴出量は1分あたり36,839リットル、ドラム缶で184本以上が毎分湧出している。
草津温泉の歴史は古く、温泉の発見者は大和朝廷の頃、日本武尊が発見したとも、奈良時代に大和国菅原寺の僧、行基が温泉を発見したともいわれている。江戸時代になると、八代将軍徳川吉宗が草津の湯を江戸城に運ばせて入浴したとの文献もあり、古くから名湯として名を残している。草津の詳しい歴史はバスターミナル3階にある温泉資料館で知ることができる。
温泉の湧出口は数10ヵ所あるといわれており、個人で所有している源泉もある。代表的な源泉は、万代源泉・湯畑源泉・白旗源泉・地蔵源泉・西の河原源泉・煮川源泉の6源泉で、中でも有名なのは湯畑源泉。
同源泉は草津温泉のシンボルで温泉街の中央にあり、散策の起点にもなっているため、観光で訪れた人は必ず足を運んでいる。
湯畑では、湧き出た湯をまず7本の木樋に通す。これにより高温の湯は、外気によってほどよく冷やされ、その後、湯畑の端にある湯滝を流れ落ち、パイプを通じて共同浴場「千代の湯」や旅館の内湯へと運ばれる。この仕組みを使うことにより入浴客は、温泉を水で薄め効果を損なうことなく、適温のピュアな温泉を楽しめることができる。
草津温泉の泉質は各源泉で若干異なるが、主たる泉質は「酸性低張性高温泉」でpH値2前後の強酸性。五寸釘を湯川の中に入れて置くと10日ほどで融けて無くなってしまう。一般的に神経痛、筋肉痛、関節痛などに効果があるが、雑菌などの消毒作用もあるため切り傷、火傷などにも効果がたかい。町内には18ヵ所の共同浴場や足湯もあり、草津温泉を無料で利用することができる。ただし、共同浴場はマナーを守って入浴すること。
温泉で名の通った草津町だが、近年はJリーグ「ザスパ草津」のホームタウンとして、チームや選手をサポートし、様々なイベントにも協力している。
▼問い合わせ 草津温泉観光協会 吾妻郡草津町大字草津3-9 TEL0279-88-0800 |