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こころ・生活・食
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日本は世界一の長寿国
脳梗塞と心筋梗塞が二大血管病
虚血性心疾患の重大な危険因子
全国で3300万人が高血圧
なぜ心臓・血管病を引き起こす?
重症度は5段階
90%以上は原因不明の本態性高血圧
治療の基礎は生活習慣の修正
(1)生活習慣の修正
a.食塩制限

b.適正体重の維持
c.カリウム摂取
d.カルシウム・マグネシウム摂取
e.食事療法の効果
(2)降圧薬による治療
高齢者も生活習慣の修正が重要
しなやかな血管を保つために
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生活習慣病とは?

高血圧 - 静かなる殺し屋(サイレントキラー)
群馬大学医学部付属病院循環器内科
教授 倉林正彦 65歳以上の人口割合の変化

日本は世界一の長寿国
 日本人の平均寿命は二〇〇三年には男性七八・三六歳、女性八五・三三歳で一九九九年から連続して世界一です。第二次世界大戦後、高齢人口の割合が急速に変化してきています。現在、人口の約二〇%(五人に一人)が六十五歳以上ですが、十年後には人口の四人に一人が六十五歳以上となり、さらに十年後の二〇二五年には三人に一人が六十五歳以上と急速に高齢化が進み、未曾有の超高齢社会が予想されています(図1)。

疾病別に見た死亡率の年次推移

 こうした超高齢化社会への移行は、わが国の疾病の動向にも反映されています(図2)。脳血管障害は戦後、長い間にわたって死因の第一位を占めていましたが、一九七〇年をピークに減少しています。一方、がん(悪性新生物)と並んで心疾患による死亡は増加し、現在、第一位ががん、第二位が心疾患、第三位が脳血管障害という順位になっています。高齢者の増加によって、動脈硬化を原因とする心臓病や脳血管病が増加し、両者を合わせた心臓病・血管病は、がんによる死亡を越える結果となっています。

健康に暮らせる寿命  また、心身ともに自立した活動的な状態で生活できる期間「健康寿命」も日本は世界一です。二〇〇三年の統計では男性七一・九歳、女性七七・二歳、平均七十五歳となっています。平均寿命と健康寿命との差は七年ほどあり、いかに健康寿命を長くするか、この七年の差をできるだけゼロに近づけることが肝要です(図3)。

 この健康寿命を短縮する疾患の多くは、心臓・血管に関連したものです。主に過食、運動不足、喫煙などの誤った生活習慣が影響しておこる「生活習慣病」には高脂血症、糖尿病、高血圧があり、脳卒中、心筋梗塞や狭心症、閉塞性動脈硬化症、腎不全をはじめとする心臓・血管病を引き起こします。

脳梗塞と心筋梗塞が二大血管病
 脳卒中は大きく分けて脳出血、脳梗塞、くも膜下出血がありますが、高血圧の治療が普及し始めた三十年前ころより脳出血の頻度は減少し、脳梗塞の頻度が増加してきています。脳梗塞は脳に血液を送っている血管が閉塞するために起こる疾患で、寝たきりや痴呆の原因として、ますます重要になってきています。

 心筋梗塞と狭心症は、心臓に血液を送る血管(冠動脈と呼ばれ、大動脈の起始部から分枝している)が動脈硬化を起こし、血液不足に陥ることによって起こる病気で、虚血性心疾患と呼ばれます。狭心症は冠動脈の内腔が細くなっていますが、まだ血液が通過できる状態であるのに対し、心筋梗塞は血管が完全に閉塞して、血液が途絶してしまった状態です。

 狭心症が徐々に進行して、ついに心筋梗塞を発症するまでに至る患者もありますが、むしろ、狭心症としては軽い程度であった人がいきなり心筋梗塞をおこす例が大部分です。また、狭心症の症状が全くなくて、突然、心筋梗塞を発症する患者も稀ではありません。

 狭心症や心筋梗塞の治療法は最近までに大きな進歩をとげています。二十年ほど前まで、心筋梗塞の死亡率は三〇%以上でしたが、CCU(Coronary Care Unit)と呼ばれる冠動脈疾患の集中治療室や救命救急ネットワークの整備などとともに、死亡率は一五%前後となり、さらにカテーテルデバイスやインターベンション技術の進歩により、最近では七%程度にまで低下してきています。

心疾患死亡の年次推移

 しかし、冠動脈の動脈硬化は糖尿病や高脂血症、高血圧などによって促進しますし、高齢化によっても頻度が増加します。統計上、虚血性心疾患による死亡数は最近、増加しつつあります(図4)。したがって脳梗塞と同様、心筋梗塞の予防は極めて重要です。

高血圧性疾患死亡の年次推移

虚血性心疾患の重大な危険因子
 高血圧が虚血性心疾患の重要な危険因子であることは、米国のボストン郊外に位置するフラミンガムという街の住民を対象にした研究によって、初めて明らかにされました。日本においても筑波大学の磯教授らの四地域住民の追跡調査によると高血圧者(収縮期血圧∨160mmHg、拡張期血圧∨95mmHgまたは降圧剤服用者)は正常血圧者(収縮期血圧∧160mmHgかつ拡張期血圧∧95mmHg)に比べ、危険度が男性で一・八三倍、女性で一・七五倍でありました。つまり高血圧は危険度を二倍近くも高める重大な危険因子であることが分かります。

 時代とともに、高血圧者の頻度はどのように変化しているでしょうか。福岡県久山町での研究をみると一九六一年には男性二七%、女性二四%が高血圧(収縮期血圧∨160mmHg、拡張期血圧∨95mmHg)でしたが、一九八八年には高血圧者は男女とも一五%にまで減少しました。降圧剤服用者はこの間、二%から一四%まで増加しました。

 また、この間の栄養調査成績では成人一人当たりの塩分摂取量は十八グラムから十二グラムまで減少しました。このように、高血圧に関しては降圧剤の進歩と降圧治療の普及、栄養管理を含む保健活動の浸透などによって、中等度以上の高血圧の頻度は明らかに減少していると言えます。厚生白書にも高血圧性疾患の死亡率の低下が示されています(図5)。

全国で3300万人が高血圧
 高血圧の診断基準は「最高血圧が平均140mmHg以上、または最低血圧の平均値が90mmHg以上のいずれかを満たした時」としています。高血圧は頻度が大変に高い病気であり、二〇〇〇年に報告されました第五次循環器疾患基礎調査成績によりますと、高血圧は三十歳以上の男性五一・七%、女性三九・七%であり、日本全体で三千三百万人以上の人が高血圧であると推定されています。

高血圧性疾患の有病率・通院者率、受療率の年次変化  また、加齢とともに高血圧の頻度は増加し、六十歳以上では約六〇%以上の人が高血圧となります。こうした状況ですので、高血圧は、糖尿病、高脂血症をしのいで生活習慣病の代表と言っても過言ではありません。図6に示しますように、高血圧によって受診している人は急速に増え、現在七百―八百万人に達しています。

 それでもこの数は高血圧の人の約四分の一にすぎず、その他の人は放置しているのが現状です。というのは、高血圧はよほど重症にならないと、全く症状があらわれないので放置してしまいがちになるのです。こうしたことから、高血圧は「サイレントキラー」(静かなる殺し屋)と呼ばれています。高血圧は生活習慣病の中でも際だって多く、脳血管疾患の増加と対応しています。そして、障害のない健康寿命を短縮する最大の要因になっています。

 厚生白書によれば二〇二五年に要介護高齢者が五百三十万人となります。このうち痴呆を含む寝たきり高齢者が二百三十万人で、ほかに要介護者の痴呆性高齢者は四十万人に上ると推定されています。このような要介護者を極力減少させるために高血圧を予防し、治療することが大変に重要です。

なぜ心臓・血管病を引き起こす?
 心臓のポンプとしての力はとても強く、血液が直径二・五センチくらいの内腔の大動脈に送り出されるので、血管壁には大きな圧力がかかります。この圧力の大きさは、正常血圧でも水を一・五メートルくらいの高さに吹き上げるほど、大きな圧力に匹敵します。大動脈内を流れる血液の流速は秒速〇・八メートルくらいですので、血管の内面をこする力(ずり応力と言います)や血管径を押し広げようとする力(張力と言います)が、かなり大きいことは容易に想像できます。

 ましてや、高血圧の場合は、このずり応力や張力は一層、増加します。それによって大動脈、冠動脈、頸動脈、脳動脈、腎動脈や、さらにその末梢の細い血管に至るまで、血管の内面を裏打ちしている細胞(血管内皮細胞)には大きな負担がかかります。やがて機能が低下し、血管のしなやかさが失われて、動脈硬化と呼ばれる状態になります。

 動脈硬化が進行すると、血管が硬くなるだけでなく、内腔が狭くなったり、血栓とよばれる血液の固まりができたりして、血液の流れが悪くなります。それによって、心臓はさらに血液を送り出そうとして肥大したり、拡張したりします。それが、血管に大きな負担をかけるという悪循環に陥ってしまいます。

130/85未満が正常血圧

血圧の分類

重症度は5段階
 一九九九年に世界保健機構(WHO)と世界高血圧学会(ISH)が示した高血圧の重症度の判定基準は、高血圧を五段階に分けています(表1)。正常血圧の下にさらに至適血圧として収縮期血圧120mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満を設け、また、正常高値血圧として130―139/85―89を定めました。また、軽症高血圧として140―159/90―99、中等症高血圧として160―179/100―109、重症高血圧として180以上/110以上を定めています。

 日常の臨床では、これまで血圧は140/90未満であれば「正常」と考えられがちでしたが、130/85未満が正常血圧であることが科学的に示されていますので、認識を改める必要があります。「NIPPON DATA」によれば、軽症高血圧でも四十歳代から死亡率が増加しています。また、予防には危険度が重要ですので、糖尿病や高脂血症、喫煙などの他の危険因子や冠動脈疾患や脳卒中の病歴とあわせて危険度を層別化しています(表2)。

高血圧のリスクの層別化

90%以上は原因不明の本態性高血圧
 高血圧の大部分(九〇%以上)は本態性高血圧と呼ばれ、原因が明らかにされていません。発症には多数の未知の遺伝子が関与していると考えられています。本態性高血圧以外の高血圧を二次性高血圧と呼んでおり、この中には腎性高血圧、内分泌性高血圧などがあります。

 まず、腎性高血圧について説明します。腎性高血圧には腎炎などで起こる腎実質性高血圧と、腎動脈が狭くなって起こる腎血管性高血圧とがあります。

 腎臓への血流が悪くなることによって高血圧が発生するのは、腎臓から血圧を上昇させるレニンという物質が大量に血液中に放出されるためです。このレニンの作用でアンジオテンシノーゲンというタンパク質がアンジオテンシンTに変換します。このアンジオテンシンTはさらにアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きによって、強力な血管収縮作用をもつアンジオテンシンUに変換されます。アンジオテンシンUには交感神経の刺激作用もあり、血圧を上昇させる強い作用があります。

 腎血管性高血圧は高血圧の約三―一一%に見られ、動脈硬化が原因で起こる場合の他、高安病(大動脈症候群)によっても起こります。また、二十歳代の若者に見られる高血圧では線維筋異形成(FMD; Fibromusclular Dysplasia)と呼ばれる疾患による腎血管性高血圧が重要です。線維筋異形成は、血管の中膜を中心にした平滑筋、膠原線維の増殖、変性を示す疾患で、腎動脈の末梢から腎内に変化が見られる場合が多くあります。

 腎血管性高血圧の治療は、降圧薬よりもカテーテルを用いて腎動脈をバルーン(風船)で拡張させる方法(PTRA: Percutaneous Transluminal Renal Angioplasty)が原則となり、良好な治療効果が得られています。

 次に内分泌性高血圧です。副腎皮質からの糖質コルチコイドの過剰な分泌によるクッシング症候群、アルドステロンの過剰分泌による原発性アルドステロン症、副腎髄質からのノルアドレナリンの過剰分泌による褐色細胞腫、甲状腺ホルモンの過剰分泌による甲状腺機能亢進症などがあります。いずれの疾患も若い人に多く、本態性高血圧症の場合と異なって降圧剤による治療だけでなく、それぞれの原疾患の治療が必要です。

治療の基礎は生活習慣の修正
 高血圧治療の原則は重症の高血圧の場合を除いて、まず、生活習慣の修正を行い、降圧効果が十分でない場合には薬物療法を行います。生活習慣の修正は高血圧治療の基礎です。

生活習慣の修正項目

(1)生活習慣の修正
 生活習慣の修正の内容は表3に示すとおりです。

a.食塩制限
 食塩摂取量が高血圧と強い関係があることは古くから知られていました。食塩摂取量が非常に少ない社会では高血圧の頻度が少なく、加齢に伴う血圧上昇も見られないことも報告されています。その代表的な例が南米のヤノマニ・インディアンです。彼らはほとんど食塩を摂取せず、四十歳代の男性の平均血圧は107/67mmHg、女性98/62 mmHgです(図7)。

食塩過剰摂取が血圧に及ぼす影響を正確に検討した研究として、わが国を含む三十二カ国、五十二地域集団を対象に行われた大規模な研究(INTERSALT; International study on salt and blood pressure)があります。この研究でも他の生活習慣と独立して食塩摂取量と血圧の値とは密接に関係することが証明されました。特に、加齢に伴う血圧上昇に関係することが明らかになりました。

b.適正体重の維持
 肥満者は高血圧の頻度が高くなることはこれまでに多くの研究で示されています。肥満者は非肥満者に比較して高血圧の発症率は約三・五倍と言われています。肥満者では交感神経の活動が活発になりやすく、また、インスリンの効きが悪くなり(インスリン抵抗性といいます)、血液中のインスリン濃度やレプチンという物質が高くなることによって高血圧となります。

 適正体重は[身長(m)]2×22として計算しますが、適正体重の一・二倍を越えないよう、心がけてください。食事療法と運動療法が基本です。前回の「糖尿病」において、清水弘行医師が解説していますので、ご参照下さい。男性は一日平均九千二百歩、女性は八千三百歩を目標に歩いていれば、糖尿病の予防になるのと同様、高血圧の予防にも有効です。

食塩摂取量と血圧との関係 c.カリウム摂取
 現代の食生活において、加工食品は食塩を多く含むだけでなく、加工の過程でカリウムが失われますが、カリウム不足は血圧の上昇に関係しています。カリウムの降圧効果は、日本における疫学研究で注目されるようになりました。  東北地方はかつて食塩摂取量が多く、高血圧による脳卒中の発症率が高い地域でした。しかし、秋田県と青森県では食塩摂取量が同程度なのに、脳卒中の頻度は青森県で少ないという統計がありました。そこで、佐々木氏らはリンゴ農家が多い青森県で、リンゴ摂取が血圧を下げる可能性を調べました。  秋田県の米農家の人にリンゴ一箱を渡して一日平均六個食べてもらい、従来のリンゴを食べない食生活をした人たちと比較したところ、リンゴをたくさん食べた人たちで血圧の低下が認められたのです。その後の研究で、本態性高血圧の人でカリウムの摂取が食塩負荷による高血圧を抑制することが明らかになっています。野菜や果物中に豊富に含まれているカリウムを一日三・五グラム以上摂取するように勧められています。

d.カルシウム・マグネシウム摂取
 カルシウムやマグネシウムの摂取不足は血圧上昇に関連している可能性が指摘されています。カルシウムやマグネシウムの補充による降圧効果は大きくはありませんが、食塩摂取が比較的多い高血圧の人は、食生活改善の一環として取り入れてよいと考えられます。

e.食事療法の効果
 食事療法が降圧効果をもたらすことは一九九七年のDASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)研究とよばれる軽症高血圧の大規模介入試験で証明されました。この研究は米国政府の助成によって実施されたもので、二十二歳以上の未治療かつ収縮期血圧∧160mmHg、拡張期血圧85―90mmHgの高血圧の人を対象に行われました。

 DASH食という低脂肪、低飽和脂肪酸、減塩(食塩は一日あたり六―七グラム)、野菜・果物の多い食事をとるという食事療法を八週間行うことによる血圧の変化を通常の食事内容の人たちと比較検討しています。その結果、食事療法を行うことにより、降圧剤なしに収縮期血圧が11・4mmHg、拡張期血圧が5・5mmHg低下しました。

(2)降圧薬による治療
 降圧効果を得るために一日一回、長時間作用型の薬剤を少ない用量から用いるのを原則としています。降圧薬にはCa拮抗薬、アンジオテンシンU受容体拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、β―遮断薬、α―遮断薬の六種類が主に使用されます。単剤で降圧効果が十分でない場合は、二種類の併用が勧められています。

高齢者も生活習慣の修正が重要
 高齢者の高血圧は糖尿病や高脂血症など、いくつかの心血管危険因子を合併している場合が多く、また、虚血性心疾患や心不全、脳卒中、腎不全などの合併症を有している場合が少なくありません。最近までの研究で、高血圧治療によって得られるメリットは、このようにリスクの高い人により大きいことが示されています。

 しかし、肝臓や腎臓の機能も若い人に比較して低下しているので、薬物の血中濃度の上昇を認めやすく副作用も生じやすいため、降圧剤による治療は少量より開始するなどの注意がなされます。また、このような点から、高齢者の場合は、薬物による治療に先行して減塩、肥満の是正、適度な運動などの生活習慣の改善が重要となります。

 一般に高齢者では若い人に比べ、減塩による降圧効果が発揮されやすく、約七〇%の人で降圧効果が得られるという報告もあります。また、Cappuccinoらの報告では、四十七人の六十―七十八歳の高齢者において、二カ月間食塩を一日十グラムまたは一日五グラム摂取するようにして血圧の変化を調べたところ、一日食塩量が十グラムでは163/90mmHgであったのに対して、一日五グラムでは156/87mmHgであり、減塩によって血圧は低下します。

 つまり、高齢者でも一日五グラムの減塩によって二カ月間で7・2/3・2mmHgの降圧が得られることが示されました。この降圧効果は、降圧薬での臨床試験の結果にあてはめると、脳卒中を三六%も減少させるほど大きなものです。減塩は、すでに降圧薬による治療を受けている場合でも、明らかに血圧を低下させます。さらに、肥満者であれば、減塩プラス減量を行うことにより、さらに降圧効果が発揮され、心血管病の発生を五三%も抑制できたとする報告もあります。つまり、高齢者においては減塩が非常に重要と言えます。

.  日本人の一日食塩摂取量は十二グラムで、欧米に比べて多く、また、高齢者では長年の食事に関する嗜好を変えることは困難なことが多いのですが、減塩の効果を十分に理解して食事には気をつけていただきたいと思います。

人は血管から老いる

しなやかな血管を保つために
 血圧は健康のバロメーターです。現代人は高血圧になりやすい環境で生活しています。日々の生活習慣を修正して高血圧を予防、治療しましょう。「人は血管から老いる」という言葉があります。高血圧から血管を守ることでしなやかな血管を保ち、健康な生活を送りましょう。

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