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健康何でも相談室
回答者は群馬大学医学部附属病院の専門医です。



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Q: 8歳になる娘のことですが、最近、ひざと足首が痛いといいます。普段は特に痛みを訴えることはないのですが、体育のあった日や、習っているバレエのけいこ中に痛みが出るといいます。ねんざなどのけがをしたのではないので、よく言われる「成長痛」でしょうか? 時期が来れば痛みはやわらぎますか? 大好きなバレエが思うようにできず、落ち込んでいてメンタル面のフォローも必要になっています。 39歳 女性(高崎市)

A:日ごろのストレッチや運動後のケアが大切、スポーツ整形外科で受診を
 クラシックバレエでは、トウシューズで立つということと、股関節を最大外旋位にするという特殊な技術が2本柱となっています。急速にバレエ向きの身体を作ろうとすると、個人の生理的な範囲を超えてしまい障害を起こすことがあります。膝や足首の痛みとしては、膝蓋腱と呼ばれるお皿の下のすじや、アキレス腱の炎症である腱炎・腱着部炎、膝蓋腱の付着部である脛骨粗面(膝下の出っ張ったところ)が、成長期に遊離するオスグット病などが考えられます。これらは、一般では『成長痛』と呼ばれたりもします。この発生要因としては、骨と軟部(筋肉・腱など)の成長のミスマッチが関係していると言われています。まず骨が成長し、遅れて軟部が伸長します。体の硬い子ほど、骨が成長した際、筋肉がより緊張し、スポーツによる腱や腱付着部への負荷が増大し、炎症を起こしやすくなります。

 またバレエによる障害の多くは、局所のオーバーユースや技術の未熟さによって起こるもので、バレエを続けていても公演が終るかテクニックが上達するとともに無症状になることも多いです。痛みによっては練習量を減らすことは必要になりますが、それ以上に、日ごろからストレッチングをしっかり行いからだの柔軟性を得ること、また練習・運動後のアイシングにて炎症を持ち越さないことがとても大切になります。娘さんが大好きなバレエが続けられるように、スポーツ整形外科を受診することをお勧めします。 整形外科 佐藤直樹

日本ハイパーサーミア学会第24回大会・市民公開講座開催
【日 時】
平成19年9月15日(土) 午後4時〜6時
【会 場】
前橋テルサ 前橋市千代田町2-5-1 1027-231-3211
【内 容】
この市民公開講座は日本ハイパーサーミア学会がハイパーサーミア(温熱治療)に関する病気の診断・治療の方法などを広く市民の皆さまに具体的にお伝えするための啓発活動の一環として全国各地で行われているものです。今回は日本ハイパーサーミア学会第24回大会(大会長桑野博行教授群馬大学大学病院病態総合外科)の開催にあわせて『がん治療におけるハイパーサーミア(温熱治療)の最先端』をテーマとして大西武雄先生(奈良県立医科大学生物学)、田中良明先生(日本大学総合科学研究所)、桜井英幸先生(群馬大学大学院腫瘍放射線科)、浅尾高行先生(群馬大学大学院病態総合外科)の講演を開催します。
※ハイパーサーミア(温熱治療)・・・「がん」の局所を加熱することで正常組織を守りながら「がん」を治す治療法
【費 用】 入場無料 お気軽にご来場ください。
【問い合わせ】群馬大学大学院病態総合外科学1027-220-8224

Q: 2年ほど前に突然の腹痛と吐き気で病院に行ったところ「虫垂炎の疑い」といわれました。点滴をして痛みが引いたので、その時は手術をしないで治まりました。それから今まで3回ほど、同様の腹痛などの症状で通院しましたが、「手術は不要」とのことで現在に至っています。虫垂炎の場合、手術をしなくても完治するのでしょうか。いつ、痛みが来るのか不安です。また今後、妊娠中に症状が再発した場合などは、どのように対処したらよいのでしょうか。 32歳 女性(前橋市)

A:「保存的療法」が第一選択、 症状により腹腔鏡下虫垂切除術も
 急性虫垂炎の手術適応は最近大きく変わり「保存的療法」が第一選択となっています。急性虫垂炎といえば緊急手術と1週間の入院治療、すなわち「手術療法」が一般に広く知られていたために、「手術は不要」と聞いて混乱されるのも無理はないと思います。抗生物質の点滴による治療(保存的療法)が急性虫垂炎の初期治療の主流となってきた背景には、保存療法だけで治癒し再燃しない例が少なからずあることが分かってきたからです。しかし、再燃を繰り返す場合は、虫垂そのものに炎症が起こりやすい原因があると予想されるので虫垂切除手術の適応となります。ただし、何回再燃したら手術するか、はっきりとした基準があるわけではなく、再燃の頻度、炎症の程度、患者さんの社会的事情なども総合的に考慮して病院ごとに方針が決められているのが現状です。

 さて、ご相談の場合ですが、2年間に3回の再燃を繰り返していますし、将来的な不安をお持ちですので手術療法の適応と考えられます。この際、次に再燃したら緊急的に手術を受けるか、症状のない時期に待機的に手術を受けるかを考えなくてなりません。それぞれ利点と欠点がありますので患者さんの実情に合わせて選択されればよいと思います。

 手術法としては、従来から行われていた開腹虫垂切除術以外に、腹腔鏡を利用して切除する腹腔鏡下虫垂切除術が保険適応になっていますが、行っている病院は限られ、また病院によって入院期間なども多少異なります。群馬大学附属病院の日帰り手術センターでは、手術日当日の入院で1〜2泊の短期入院で行っています。 腹腔鏡下虫垂切除術は手術の傷が小さく目立たず、また術後の回復が早いという利点もありますので、選択肢の1つに入れられてはいかがでしょうか。 第一外科 浅尾高行

こころの病気や不安・悩みをもつ方の電話相談を受け付けます。
【日 時】
平成19年9月16日(日) 
午前10時〜午後3時
【対象者】
こころの病気や不安・悩み等の相談のある方(本人・家族)
【内 容】
仕事などで平日には相談ができない方のために、精神科医師、ケースワーカーなどが電話相談に当たります。
※より多くの方の相談を受けるため、個々の相談時間を制限させていただく場合があります。
【専用電話】027-290-2920
【費 用】 無料(ただし、電話代は掛かります)
【問い合わせ先】群馬県精神保健福祉協会事務局
(群馬県こころの健康センター内)
1027-263-1166

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