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(2007/07/04)
59年ぶり5人出馬へ あす告示
任期満了に伴う知事選は五日告示され、二十二日の投開票に向け十七日間の選挙戦に突入する。自民党公認で前県議会議長の大沢正明氏(61)、五選を目指す現職の小寺弘之氏(66)、会社役員の清水澄氏(58)、元県議の山本龍氏(48)、共産党推薦で弁護士の吉村駿一氏(63)が立候補を予定しており、一九四八年以来、五十九年ぶりに五人がぶつかる。初めて自民と現職が戦う保守分裂の構図も重なり、近年にない激しい選挙戦が予想されている。
小寺氏の過去四回の選挙は、共産党を除く各党相乗りで信任投票の色合いが強かった。今回は、副知事人事などをめぐり小寺氏と県議会の対立が深まる中、四選まで小寺氏を支援した自民党が昨年十一月に大沢氏を擁立し、様相は一変した。 すでにその八カ月前にいち早く出馬表明した山本氏も自民支持層に浸透を図っており、激しい保守票の奪い合いが展開されそう。内部対立が続く民主党県連も労組系は小寺氏、保守系は山本氏を支援し、混戦に拍車を掛けている。 大沢陣営は国会議員と県議の後援会や党の支援団体を核に組織選挙を展開。党推薦から公認へ格上げするなど、知事選としては異例の引き締めを図り、公明党県本部の推薦も取り付けた。大沢氏は連日、集会や企業を訪問し、政策のアピールや多選批判を展開、県政刷新を訴える。 小寺陣営は支援団体「群馬県民の会」を中心に選挙態勢を整え、これまでに県内全域に二十四カ所の地域支部をつくった。一党一派に偏らない「県民党」を掲げ、子育て支援策や四期十六年の実績を強調。「選挙は素人集団」(選対幹部)としており、手探りの戦術で支持拡大を図る。 山本陣営は昨年七月から一年かけて全県を遊説。その集大成としてまとめたマニフェストを戦術の柱と位置付ける。支援者の要望で高崎、太田、吾妻版マニフェストチラシも作成した。事務所、連絡所は県内十一カ所。大規模な集会は行わず、街頭演説やミニ集会などで支援の輪を広げる。 吉村陣営は六月上旬に選対本部を設置。四十万枚の政策チラシをほぼ配りきった。週末中心の遊説は県内を一巡、支援団体の集会もまめに顔を出し、格差解消などを訴えてきた。アンケートはがきの返信も多く、選対は「手応えあり」を強調。告示後も遊説を中心に支持拡大を狙う。 清水氏は故清水一郎元知事の三男。六月中旬に出馬表明した。公開討論会で県制度の廃止や情報公開の推進などを訴えている。選挙事務所は設けず、選挙期間中の運動もしない方針という。 |
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