《2007群馬県知事選》
(2007/07/16

一票求め熱い舌戦 選挙サンデー 台風で遊説にも乱れ

 15日は知事選と参院選が重なる選挙サンデーとなり、県内は多数の候補が入り乱れて熱い舌戦を繰り広げた。台風4号の影響で時折強い雨に見舞われる中、各候補は、急きょ遊説の予定を変更したり、雨の中、街頭に立った。この3連休を無党派層の支持拡大の最大のチャンスとする陣営は、競うように住宅団地やショッピングセンターなどで支援を呼び掛けた。

◎住宅団地やSC… 無党派層へ浸透図る

 悪天候で家から出ない有権者を想定して、住宅団地やマンション周辺などを遊説先に選ぶ陣営が目立った。団地の中では拡声器の音が満遍なく届くように、細かくルート設定する陣営もあった。
 参院選の山本一太候補は選挙カーから声を張り上げ、窓から顔を出す支持者を見つけては手を振って応えた。街頭では「私と同じ庶民感覚の皆さんの力で勝ちたい」と訴えた。
 知事選の小寺弘之候補は雨がっぱと長靴姿で街頭に立ち、「群馬を背負っていく子供たちを愛情ある人間に育てたい」と、子育て環境の整備などを強調した。
 知事選の吉村駿一候補は雨の中、車窓を全開にして手を振り続け、ぬれた手袋を何枚も替えた。夜の集会では「選挙は総力戦。必勝の構えで後押しを」と訴えた。

 行楽地や中心市街地、駅前など晴天なら多くの人出が見込めた場所を遊説先に選んでいた候補が、急きょ変更を余儀なくされた。屋外の集会が中止になったり、交通機関の乱れで応援弁士の演説が中止になるなどの影響も出た。
 知事選の山本龍候補は榛名湖畔での遊説を取りやめ、高崎市の旧榛名町内での遊説に変更。「税の無駄をなくし、皆さんの暮らしを守りたい」と支持を求めた。
 公明党の浜四津敏子代表代行が知事選の大沢正明候補の応援で県内入りする予定だったが東海道新幹線運休で中止に。大沢候補は「総合力でまちづくりの先頭に立つ」と強調した。

 天候が回復すると見るや、一部陣営は無党派層の取り込みを狙って、大票田の都市部の住宅地やショッピングセンター、日帰り温泉施設などに車を走らせた。
 参院選の酒井宏明候補は住宅地を中心に選挙カーで回り、十五日が共産党創立八十五周年の記念日であることや、「反戦平和」を訴え続けた党の伝統などをアピールした。
 参院選の福田晃治候補は太田市、桐生市など東毛を中心に回った。無党派層に「地域の目線で、皆さんの声を国政に届けたい」などと訴えた。


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