住職法話集
(第19話) 独生どくしょう 独死どくし 独去どっこ 独来どくらい

 「ひとり生まれ、ひとり死し、ひとり去り、ひとり来る」
と読み、人間は元来もともと孤独な生き物として この世に生を受けて生まれてきた 何時の日にか『死』を迎えなければならない存在です。
 人間とは、正に『ひとり生まれ、ひとり死す』ものです。 しかし孤独であるとは、そばに誰もいないことではないのです。
 親や友人・知人等と多くの人達に囲まれて日々生活をおくっていても所詮人は孤独の存在であるということです。
 誰が自分の人生を代わってくれますか、故に人は独生・独死なのです。
 咲いた花は散り、梢の果実は必ず落ちるのです。
 この言葉は、人間の存在の厳しさを表しています。
 無量寿経むりょうじゅきょう)
用語解説