住職法話集
独生どくしょう 独死どくし 独去どっこ 独来どくらい

「ひとり生まれ、ひとり死し、ひとり去り、ひとり来る」 と読み、人間は元来もともと孤独な生き物として この世に生を受けて生まれてきた 何時の日にか『死』を迎えなければならない存在です。 人間とは、正に『ひとり生まれ、ひとり死す』ものです。 しかし孤独であるとは、そばに誰もいないことではないのです。 親や友人・知人等と多くの人達に囲まれて日々生活をおくっていても 所詮人は孤独の存在であるということです。 誰が自分の人生を代わってくれますか、故に人は独生・独死なのです。 咲いた花は散り、梢の果実は必ず落ちるのです。 この言葉は、人間の存在の厳しさを表しています。

無量寿経むりょうじゅきょう)
用語解説