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| 健康な暮らしと、木の家と、 自然を考えた「木香の家」
「日本の風土では、木は最も優れた建材です。何でこんないい物が使われなくなったのか当時は不思議でなりませんでした。家のカタチに関しては、家族がばらばらになるような家が増えていました。木をたくさん使い、家族の団らんを中心にした家を造れば、森も活性化できるのではないか。また、暖房やクーラーをなるべく使わず、しかも快適な家づくりは可能ではないか。こんな問題意識から『木香の家』を提案し、賛同した設計家や大工などとグループを作って家づくりを行ってきました」と同社の奧澤代表は語る。 「木香の家」は大きな反響を呼び、今では家づくりのひとつの流れとして定着している。健康や自然への強いこだわりを持ち、有害な防腐防蟻剤を避け、液状活性炭を基礎、柱、土台などに塗布する。また、木の家ということでいたずらに銘木にこだわらず、外壁には耐久性の強いカナダ杉、土台、柱などには国産材を使用している。きちんとした高断熱高気密工事、木製ペアガラスサッシの使用、また、風の流れを意識した空間設計で、自然の陽光、風だけで快適な室内を実現している。 「家の広さは面積だけで決まりません。廊下を減らして居室面積を広くするなど間取りの改善や、立体的な空間設計が、実際の『広さ』を大きく左右します。また、30年、50年後の修繕費をおさえ、光熱費も安くすれば、トータルのコストは大きく下がります。家づくりを、大きな視点で考え、環境にも家計にもやさしい工夫が大切だと思います」と奧澤代表は説明する。 家を建てた施主とのネットワークも緊密で、施主同士の情報交換やメンテナンスなど、何年たっても親密な関係を保っている。 |
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