 |
 |
土と木・風と光と暮らす
森林浴住宅

常務取締役
新井 道晴 |
8月、高崎市下之城町に完成した同社オープンハウス(写真)は、赤松の丸太梁や檜の柱、木肌の美しいラオス松の床など無垢の木をたっぷり使い、漆喰やわら入り珪藻土などの壁や天井で、調湿性や空気清浄効果、マイナスイオン効果を高めた健康的な自然素材の家に仕上がっている。訪れたのは外気温が35度を越える猛暑日だったが、住まいの中は24時間冷暖房換気システムで住まいの各所から出る涼気で外の暑さがウソのよう。空気もきれいで高原にいるような爽やかさだ。「壁内に発泡ウレタン断熱材を吹き付けた高気密高断熱の住まいのため、夏は涼しく冬暖かい快適温度で長く保たれ、住まいの中に温度差が生じません」と同社の新井道晴さんは説明する。屋根には太陽光発電を搭載、外壁には石英石が貼られ、わらじゅらく壁や本物の土壁が塗られている。キッチンや建具、収納も木や天然石、タイル、ガラスなどを使い分けたオーダーメード。健康、耐久性、省エネ性、経年美、デザイン性、災害時の安全性など、いま求められるすべての要素を満たした上質な住まいとして見所が盛りだくさんだ。
同社の発祥は100年以上続く左官業。健康壁など左官技術はどこにも負けない。タイルやブロック、ガラス、アイアンなどを使ったエクステリアにも豊かな経験を持っており、住まいづくりでは、こうした技術の蓄積がぞんぶんに駆使される。また、「建築費の透明性」を重視。独自の「原価表示システム」で、材料や設備の仕入れ値、基礎や木工事、屋根工事など各工賃をすべて明らかにして仕事を進める。建て主が自分の予算に合わせて細かい仕様や必要な工事の取捨選択ができるため、予算通りの家づくりができるメリットがある。1軒の家で図面は100枚以上作成、設計図が出来上がった時点で60項目あるオリジナルチェックシートで施主とともに確認するため、完成してからのクレームや追加工事費がないのも自慢だ。
|
 |


木や土、和紙やい草、天然石やタイルなど多彩な素材を使い分けた高気密・高断熱な自然素材の家(同社オープンハウス)。太陽光発電や東京ガスのマイホーム発電「エコウイル」も採用されている。
●所在地:高崎市下之城町(オープンハウス)
●施工:エクテス
●設計:エクテス
●延床面積:185.85平米(56.21坪)
●工法:木造軸組工法 |
 |

 |
 |
|