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前橋地方気象台長  元木 敏博(前橋市元総社町)  



【略歴】青森県生まれ。気象大学校卒。札幌や奄美大島などの気象官署、気象衛星センターに勤務。観測部情報管理室長、熊本地方気象台長など歴任。4月から現職。


進歩する台風予報


◎より早く注意呼びかけ



 群馬県に大きな被害をもたらした台風には、1947年のカスリーン台風があります。また、2007年9月には台風9号により県の南部を中心に約600ミリの大雨となり大きな被害を受けました。特に、今年は、伊勢湾沿岸に大きな高潮被害をもたらした伊勢湾台風から50年目、台風予報の基本となる数値予報の導入から50年目にあたり、台風災害史の節目の年です。気象庁では、4月から台風予報の進歩に基づき、5日先までの台風進路予報の提供を開始し、早い段階から台風への注意や備えを呼びかけています。

 今年の台風18号がフィリピンの東海上を移動中の10月2日の台風予報では、5日先に日本へ2年ぶりに上陸する可能性と、大型で強い勢力で関東地方に接近あるいは通過の可能性が高いことが示されました。

 7日午前に県庁で開催された台風説明会では、最新の予想資料から、台風の最接近のタイミングは8日の午前9時から午後3時ごろ、警戒を要する時間帯は午前6時から午後3時、24時間降水量は南東斜面を中心に県内最大で200ミリ、1時間降水量は40ミリ、最大風速は南東の風15メートルなどの量的予報、大雨、洪水、土砂災害、強風、突風、雷などの警戒事項や注意事項、今後の気象の見通しを解説しました。また、気象台でも防災関係機関やライフライン、報道機関を対象に説明しました。

 その後新たに計算された台風予報で、最接近のタイミングが数時間程度早まったことから、7日夕方に県庁で開催された台風説明会では警戒を要する時間帯を早め、風雨の強まりのタイミングと通勤や通学が重なることへの注意を呼びかけました。最大風速が15メートルということは、瞬間的にはもっと強い風が吹くため、風に向かって歩けない、転倒する人がでます。特に子供の通学への影響を懸念しました。8日の明け方には風が吹き始め、午前3時26分、館林で北東の風22・9メートルの最大瞬間風速を観測し、群馬県を通過しました。県内では、教育関係者により早めの休校措置がとられました。被害を未然に防ぐ効果があったものと考えます。

 気象状況は、刻々と変わります。気象台は、最新の資料で、台風予報、注警報などの気象情報を更新します。これは、気象情報の鮮度が時間とともに落ちるためです。気象庁は5日先までの進路予報と3日先までの強度予報を1日4回、24時間先までの強度・進路予報を1日8回提供します。台風に限らず低気圧・梅雨前線に伴う大雨、毎日の天気予報でも最新の気象情報をご利用いただき、防災・減災に役立つことを願って気象台では仕事をしています。 群馬県に大きな被害をもたらした台風には、1947年のカスリーン台風があります。また、2007年9月には台風9号により県の南部を中心に約600ミリの大雨となり大きな被害を受けました。特に、今年は、伊勢湾沿岸に大きな高潮被害をもたらした伊勢湾台風から50年目、台風予報の基本となる数値予報の導入から50年目にあたり、台風災害史の節目の年です。気象庁では、4月から台風予報の進歩に基づき、5日先までの台風進路予報の提供を開始し、早い段階から台風への注意や備えを呼びかけています。

 今年の台風18号がフィリピンの東海上を移動中の10月2日の台風予報では、5日先に日本へ2年ぶりに上陸する可能性と、大型で強い勢力で関東地方に接近あるいは通過の可能性が高いことが示されました。

 7日午前に県庁で開催された台風説明会では、最新の予想資料から、台風の最接近のタイミングは8日の午前9時から午後3時ごろ、警戒を要する時間帯は午前6時から午後3時、24時間降水量は南東斜面を中心に県内最大で200ミリ、1時間降水量は40ミリ、最大風速は南東の風15メートルなどの量的予報、大雨、洪水、土砂災害、強風、突風、雷などの警戒事項や注意事項、今後の気象の見通しを解説しました。また、気象台でも防災関係機関やライフライン、報道機関を対象に説明しました。

 その後新たに計算された台風予報で、最接近のタイミングが数時間程度早まったことから、7日夕方に県庁で開催された台風説明会では警戒を要する時間帯を早め、風雨の強まりのタイミングと通勤や通学が重なることへの注意を呼びかけました。最大風速が15メートルということは、瞬間的にはもっと強い風が吹くため、風に向かって歩けない、転倒する人がでます。特に子供の通学への影響を懸念しました。8日の明け方には風が吹き始め、午前3時26分、館林で北東の風22・9メートルの最大瞬間風速を観測し、群馬県を通過しました。県内では、教育関係者により早めの休校措置がとられました。被害を未然に防ぐ効果があったものと考えます。

 気象状況は、刻々と変わります。気象台は、最新の資料で、台風予報、注警報などの気象情報を更新します。これは、気象情報の鮮度が時間とともに落ちるためです。気象庁は5日先までの進路予報と3日先までの強度予報を1日4回、24時間先までの強度・進路予報を1日8回提供します。台風に限らず低気圧・梅雨前線に伴う大雨、毎日の天気予報でも最新の気象情報をご利用いただき、防災・減災に役立つことを願って気象台では仕事をしています。 群馬県に大きな被害をもたらした台風には、1947年のカスリーン台風があります。また、2007年9月には台風9号により県の南部を中心に約600ミリの大雨となり大きな被害を受けました。特に、今年は、伊勢湾沿岸に大きな高潮被害をもたらした伊勢湾台風から50年目、台風予報の基本となる数値予報の導入から50年目にあたり、台風災害史の節目の年です。気象庁では、4月から台風予報の進歩に基づき、5日先までの台風進路予報の提供を開始し、早い段階から台風への注意や備えを呼びかけています。

 今年の台風18号がフィリピンの東海上を移動中の10月2日の台風予報では、5日先に日本へ2年ぶりに上陸する可能性と、大型で強い勢力で関東地方に接近あるいは通過の可能性が高いことが示されました。

 7日午前に県庁で開催された台風説明会では、最新の予想資料から、台風の最接近のタイミングは8日の午前9時から午後3時ごろ、警戒を要する時間帯は午前6時から午後3時、24時間降水量は南東斜面を中心に県内最大で200ミリ、1時間降水量は40ミリ、最大風速は南東の風15メートルなどの量的予報、大雨、洪水、土砂災害、強風、突風、雷などの警戒事項や注意事項、今後の気象の見通しを解説しました。また、気象台でも防災関係機関やライフライン、報道機関を対象に説明しました。

 その後新たに計算された台風予報で、最接近のタイミングが数時間程度早まったことから、7日夕方に県庁で開催された台風説明会では警戒を要する時間帯を早め、風雨の強まりのタイミングと通勤や通学が重なることへの注意を呼びかけました。最大風速が15メートルということは、瞬間的にはもっと強い風が吹くため、風に向かって歩けない、転倒する人がでます。特に子供の通学への影響を懸念しました。8日の明け方には風が吹き始め、午前3時26分、館林で北東の風22・9メートルの最大瞬間風速を観測し、群馬県を通過しました。県内では、教育関係者により早めの休校措置がとられました。被害を未然に防ぐ効果があったものと考えます。

 気象状況は、刻々と変わります。気象台は、最新の資料で、台風予報、注警報などの気象情報を更新します。これは、気象情報の鮮度が時間とともに落ちるためです。気象庁は5日先までの進路予報と3日先までの強度予報を1日4回、24時間先までの強度・進路予報を1日8回提供します。台風に限らず低気圧・梅雨前線に伴う大雨、毎日の天気予報でも最新の気象情報をご利用いただき、防災・減災に役立つことを願って気象台では仕事をしています。







(上毛新聞 2009年11月11日掲載)