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◎ライバル下せあす出陣 Ｊリーグのシーズン到来！ 待ちに待った２０１１Ｊリーグがきょう開幕します。 われらがザスパ草津は昨シーズンに引き続き、副島博志監督がチームを率います。そして９選手が新たに加入し、２０１１ザスパ草津は25人の選手と９人のチームスタッフで１月17日にスタートしました。毎日の練習のほか、催事など慌ただしい日々が続く中、２月上旬からは宮崎県西都市でキャンプを実施。新燃岳の噴火・降灰が心配されましたが、予定通りキャンプインすることができました。 毎年お世話になる宿舎は市内の山間部に位置する温泉宿。コンビニまでは車を走らせなければならず、携帯電話の電波もままならない環境です。キャンプでは全員が寝食を共にし、チームワークや１年間戦える体作りをします。 一部の選手は早朝マラソンから一日がスタートし、午前・午後の２部練習、そしてトレーニングマッチを数回。まさに「サッカー漬け」の日々でした。そして選手に負けじと一部のチームスタッフは毎年恒例、練習会場から宿までの６キロを走って帰ります。このマラソンは、体力維持のスタッフもいれば、「ダイエット」目的のスタッフもいます。その理由は宿のおいしい食事。宮崎牛やデザートの完熟きんかんたまたまなど、地元の食材をふんだんに使った食事は選手・スタッフに人気です（群馬からも食材をご提供いただきました。スポンサーのみなさん、ありがとうございました）。 わずか12日間でしたが、無事にキャンプを終え、２月27日の「Ｊリーグプレシーズンマッチ」では、既にＪ２上位候補といわれているＦＣ東京と試合を行いました。結果は惜しくも引き分けでしたが、応援にきていただいたサポーターのみなさんへ得点をプレゼントすることができました。 ザスパ草津は６日、お隣の栃木県宇都宮市をホームタウンとする栃木ＳＣとの戦いに挑みます。会場は敵地・栃木県グリーンスタジアムで、キックオフは13時。ザスパ草津がＪＦＬ（日本フットボールリーグ）に所属していた当時からのライバルであり、絶対に負けられない相手でもあります。また、北関東３県（群馬・栃木・茨城）で競う北関東ダービーもこの試合の魅力となっています。 試合前日、選手・スタッフは練習を終えた後、それぞれの思いを胸に敵地に向かいます。長いリーグ戦、38試合の１試合ではありますが、あすの試合で勝利することは非常に重みのある「勝ち点３」となります。 フロントスタッフは試合を見守ることしかできませんが、「勝利の女神」となってチームに貢献できたら最高ですね。 「跳舞（とぶ）」ザスパ草津、Ｊ１昇格に向けていざ勝負へ！ (上毛新聞 2011年3月5日掲載) |