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青谷上寺地遺跡を公園化 鳥取、弥生人の顔も復元

更新日時:2024年3月20日(水) PM 06:12

 弥生人の脳の一部が見つかったことで知られる青谷上寺地遺跡(鳥取市)に「青谷かみじち史跡公園」が完成し、鳥取県が20日、内覧会を開いた。24日にオープンする。新たなガイダンス施設も併設しており、出土した頭蓋骨から制作した復顔像も展示する。

 史跡公園は約14ヘクタールで、今回は南側の約7ヘクタールをオープン。展示施設では国の重要文化財に指定された1353点の出土品から、約50点を常設展示するほか、屋外には高床倉庫や水田を整備し、弥生時代の景観を再現した。

 県は新施設のオープンに合わせ、2体目となる10代前半の男性弥生人の復顔像を作った。

 青谷上寺地遺跡の「青谷かみじち史跡公園」で開かれた内覧会=20日午前、鳥取市